NAOさんの日記
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2008
12月
31
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カフカ的不条理のコメディとしての表現--『罪とか罰とか』
これまで正統派女優としてキャリアを築いてきた、注目の16歳・成海璃子がコメディに初挑戦。そのメガホンを取るのは、演劇界で有名なケラリーノ・サンドロヴィッチである。はたして、「23歳の売れないグラビアアイドル」という役はどうなんだろう、鼻血を垂らさせてどうするんだ…と非常に心配だったが、成海璃子は体当たり演技を見せている。基本的には受動的・巻き込まれ型の役だが、端々で見せる表情にコメディエンヌとして...
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