2008
7月
08
この映画には、コッポラの葛藤と妄想、理想との格闘、 覚醒、時空、様々な異次元な感覚が入り混じっている。 主人公の老人ドミニクは、言語の源流をひたむきに追求し続けていたが、 晩年残された研究時間のないことに絶望し、自ら命を絶つ覚悟で、死と向き合っていた。人間のもつ苦悩への描写が、とてつもなく深い、出口なき沼のようだ。 実はコッポラは作品を10年もの間、温めていた時期があり、 その作...
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ゲストブロガー
“メディアについて考える”