モルモット吉田さんの日記
-
2009
5月
13
-
2009年5月8日(金)
例によって朝まで起きたまま専門学校へ。昼過ぎまで授業。今回は実習なので楽。 帰りの電車で寝入る。秋葉原に寄る。PDで出ている日本映画のDVDを何気なく眺めていると伊藤大輔の『十字路』が出ていたので驚く。『狂った一頁』と並ぶ表現主義の影響濃厚な時代劇として有名だが、『狂った一頁』だってソフト化されていないというのに、何故、どこからフィルムを入手してテレシネにかけたのか。ともあれ、何度か観る機会...
2009年5月7日(木)
終日、仕事&原稿書き。 銀行に行く用件があったので中野へ。ついでに中野ブロードウェイを徘徊。特に何も買わず。向かいのあおい書店で『キネマ旬報 5月下旬号』『ダ・ヴィンチ6月号』『昭和のまぼろし 本音を申せば2』を購入。 『スタジオ・ボイス』を立ち読み。創刊の頃みたいな感じ?厚さもかなり薄くなってる。中原昌也氏の連載、2回目にしてもう載ってない。前号のあの内容は流石に問題になったのだろうか?...
2009年5月6日(水)
早起きしてサンプルDVDを観る。 構成を考えてから、午後出掛ける。 駅の手前の古書店で『ユリイカ』寺山修司特集号を500円で購入。 シネマヴェーラ渋谷へ。『カモとネギ』(☆☆☆★★)と『かも』(☆☆☆★)を観る。 書店に寄って『小説新潮』を購入。松本清張特集。 ビックカメラで諸々必要なものを購入。 帰宅して原稿書き。
2009年5月5日(火)
サンプルDVDを観て原稿書き。 夕方、気分転換に新宿に出て『チェイサー』(☆☆☆★)を観る。坂道の映画。その勾配具合も良い。ただ『羊たちの沈黙』と『セブン』がちらついて困る。韓国映画らしいやりすぎ描写満載なのだから、全くオリジナルの世界が作れると思うのだが。 帰宅して原稿。
2009年5月4日(月)
仕事に出る。 『B型の品格』『表参道のヤッコさん』読了。 帰宅後、自転車で高円寺まで。久々にオービスでビデオを3本レンタル。 タレント本が充実している店が全品20%OFFになっていたので、荒木一郎の『サクセスの秘密』と『上岡龍太郎研究』を購入。250円ずつ。
-
2009
5月
04
-
2009年5月3日(日)
日中は在宅仕事。 夕方、ラピュタ阿佐ヶ谷へ集まり、近所の居酒屋で行われた香取環さんを囲む会に参加する。評論家、ライターの方々も多く参加されていた。小川欣也監督、久保新二さん、野上正義さんらも。香取さんに『おんな地獄うた 尺八弁天』のDVDにサインを頂く。 香取さんらは二次会にゴールデン街の久保さんの店に移動されたが、ライター、編集者方面は居残って飲み続ける。閉店時に外に出ると、瀬々監督ら...
-
2009
5月
03
-
2009年5月2日(土)
朝、10時20分にラピュタ阿佐ヶ谷へ行く。レイトショーの整理券獲得のため。今日は香取環が来るので僅か50弱のラピュタ阿佐ヶ谷では座席争奪戦が繰り広げられるのが目に見えているので近所の強みで来て見るが、既に13番。驚く。 仕事。帰りに新宿紀伊國屋横のフォレストでルノワールの『ピクニック』を購入、40%OFFで3千円。 一度帰宅してから自転車でラピュタ阿佐ヶ谷へ。西原儀一『引き裂かれた処女』...
-
2009
5月
02
-
2009年5月1日(金)
専門学校講義。今日こそは仮眠を少し取ってから行こうとするが、時期的に諸々重なり起きたまま出掛ける。行きの車中で神林広恵『噂の女』読了。授業は流石に終盤は集中力が途切れた。反省する。 帰りに駅構内の書店で『BRUTUS』購入。例によって東京駅に着くまで一度も目を覚ますことなく過ぎる。 東京駅から歩いてフィルムセンターまで。<発掘された映画たち2009>にようやく初参加する。本特集のパンフレ...
-
2009
5月
01
-
2009年4月30日(木)
朝方、某作をDVDで再見。やはり凄い。この作品についてどう書けば良いのか途方に暮れる。 数時間仮眠を取ってから起きるも、月末なので銀行に並んでお金を出し入れしたり振り込んだりで時間を取られる。 新宿紀伊國屋横のフォレストを覗くと、紀伊國屋DVDが新たにかなりの数が40%OFFになっていて慌てる。サスペリアBOX、映画はおそろしいシリーズ他諸々。腹が立ったのは少し前に20%OFFの時に買っ...
-
2009
4月
29
-
2009年4月29日(水)
朝、仮眠を取ろうと寝るも起きたら正午。フィルムセンターに間に合わない。慌てて飛び出すが、京橋駅に12時59分に着くとのことで正にギリギリ。13時ジャストにフィルムセンターへ駈け込むが満員で入れないとのこと。諦めて帰る。もう慣れたのでこれぐらいでは怒ることもない。 とは言え、流石に真っ直ぐに帰る気にならず八重洲ブックセンターや、某女とランチを共にするなどして気分転換をはかった上で帰る。近所の古...
2009年4月28日(火)
在宅で編集仕事。それほど進まず。 『映画芸術』の最新号が届く。現行編集部になって以降のバランスが良い形で取れてるのではないかと思う。濃密さと読みやすさが巧く混じっている。これなら濃い映画ファンでなくとも手に取ったり、買うのではないかと思う。 夕方、中野ブロードウェイへ。タコシェでDVD『嵐の孤児 <全長版>』を購入。1980円也。有限会社フォワードから出ているPDモノだが、値...
-
2009
4月
28
-
2009年4月27日(月)
仕事。 夜、新宿でナヲイさんと打ち合わせ。 終了後、ルミネのブックファーストへ行くが目当ての本が無かったので、コクーンタワーのブックファーストまで行く。『ユリイカ』のイーストウッド特集号、小林信彦『B型の品格』、『本屋さんに行きたい』を購入。 帰宅後、預かったサンプルDVDで某作を観る。凄い傑作。ある意味『チェンジリング』と『グラン・トリノ』を連続で撮ってしまうイーストウッドにも近い...
-
2009
4月
27
-
2009年4月26日(日)
昨日から起きたまま10時に再び出て日仏学院へ。<カンヌ映画祭 「監督週間」の40年をふりかえって>より、アラン・タネール『サラマンドル』(☆☆☆★★)を観る。立ち見の出る盛況。モノクロの寒々とした街の光景、ヒロインを演じるビュル・オジエの憮然とした表情に魅せられる。 出てくると、柳下さんの姿や他にも諸々みなさん来ていらっしゃる。 飯田橋から隣の水道橋まで電車で移動して、久々にビデオLIN...
-
2009
4月
26
-
2009年4月25日(土)
終日雨なので出掛ける気にならず。フィルムセンターと新文芸坐に行きたかったが寝て過ごす。 注文していた『巨泉×前武 ゲバゲバ90分! 傑作選 DVD-BOX』が届く。5800円ほど。これは無理してでも購入する必要があったが、期待を裏切らない素晴らしい作り。当初よりも収録分数も増え、極力カラー映像を収録し、最近発見されたモノクロテープで補完することで、ゲバゲバの全貌が現在からでも僅かでも垣間見る...
-
2009
4月
25
-
2009年4月24日(金)
本日は専門学校講義。例によって準備などをしている間に寝損ねる。しかし今日は通勤電車で無事座れたので、快適に学校まで過ごす。授業2回目も滞りなく進む。昼過ぎ終了。 昼食は近くに出来た回転寿司に行ってみるが、不味い。安いのだけが取り柄か。 帰りの電車に乗るや直ぐに寝入る。起きると新宿。乗り換えて秋葉原まで出る。DVD『顔のない悪魔』と『惑星アドベンチャー スペースモンスター襲来!』を購入。各...
2009年4月23日(木)
知り合いの編集者と書店で待ち合わせしていたら、今からここに坂本龍一が来るので、渡す本があるから、まだここに居るのなら渡してくれと封筒を預かる。編集者の名前を言えば分かるから、とのこと。教授に話しかけるのかと緊張しつつも、せっかくだから教授に読んで欲しい本を2冊ばかり自費で購入して待つ。間もなく教授一行が到着したので声をかけて本を渡す。事務的に受け取る教授だったが、自分が用意した本も封筒に入ってい...
-
2009
4月
23
-
2009年4月22日(水)
本日休業。昼まで寝てる。 近所の古書店で『書肆アクセスという本屋があった―神保町すずらん通り1976‐2007』を600円で、e/mブックスの『ジャン=リュック・ゴダール』を800円で購入。 ラピュタ阿佐ヶ谷へ行き、「映画監督・中平康」へ初参戦。『おんなの渦と渕と流れ』(☆☆☆★)を観る。グラフィカルな演出が際立ち観ていて心地良いが、表層的に終始した感があり、やや退屈する。 続いて『...
2009年4月21日(火)
夕方まで仕事。 ルミネのブックファーストで『広告批評』最終号を購入。とっくに批評誌ではなくなっていたように思うが、中学生の頃から、淀川長治とおすぎの対談連載『おしゃべりな映画館』を目当てに読んでいただけに感慨深い。 18時版半過ぎにASAGAYA LOFT Aへ「松江哲明のあなたと飲みたい」に行く。今月の上映は白石晃士『風は吹くだろう』(☆☆☆★★)。 休憩時間に松江さんに、松江哲明...
-
2009
4月
21
-
2009年4月20日(月)
出掛ける前に郵便受けに『映画秘宝6月号』が届いているのを見つける。60年代ピンク他盛りだくさんで、しばし自宅前で立ち読みする。今日は晴れているので自転車で新宿まで向かう。中野ブロードウェイに寄り道して、レコミンツの一角で中古DVDが5枚買えば全部で千円というセールをやっていたので、『天国の日々』『ダーティハリー』『ペイルライダー』『ベティブルー』『ロッキー・ホラーショー』を購入。ついでに『地獄の...
-
2009
4月
20
-
2009年4月19日(日)
目を覚ますと夜の8時半。思い切り寝入ってしまったことに気付く。 仕方なく食事した後はDVDを観て朝まで過ごすことにする。 まずは大和屋竺『荒野のダッチワイフ』(☆☆☆★★★)。何度観ても画面が覚えられない。結局定期的に再見しては印象を新たにするしかないと、決して見易いわけではないトリミングされた画面を観ながら、またしても茫然とする。一体世界はどうなってしまっているのだと、ここで展開する世...