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モルモット吉田さんの日記

  • 2009

    5月

    29

  • 2009年5月28日(木)

     仕事がひと段落したので、午前中は家でまったりと雑用を済ます。  注文していた古本が届く。中島貞夫『殲滅』。3300円。これで『映像のスリット わが映画人生』と『遊撃の美学 映画監督中島貞夫』と共に中島貞夫が自作を語った3冊がすべて揃った。続いて松江さんから『あんにょん由美香』のチラシが束で届く。  ゴゴイチで新宿西武でナヲイさんと会う。  終了後、池袋に移動して久々にジュンク堂を覗き、新文...


  • 2009

    5月

    28

  • 2009年5月27日(水)

     某女の奢りでステーキとハンガーグのランチを食べに行く。毎度店の前に人がかなり並ぶだけあって美味い。満足して仕事へ。その前に新宿紀伊國屋横のフォレストで例の紀伊國屋DVDが40%OFFになっている120タイトルを眺めて、やはり幾つか徐々に買っておこうと思い、迷った末にニコラス・レイの『ビガー・ザン・ライフ』を購入。3000円。未見。そういえばニコラス・レイの『太平洋作戦』(『太平洋航空作戦 』)っ...


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    5月

    27

  • 2009年5月26日(火)

     順当に仕事。夕方に上がって浅草まで。浅草世界館で、いまおかしんじ監督『獣の交わり 天使とやる』(☆☆☆)を観る。脚本が港岳彦さん。第4回ピンクシナリオコンクール入選作の映画化。新宿国際、上野オークラと逃して、ようやく観ることができた。初号試写にも声をかけていただいていただけに、ここまで観ないと申し訳ない気分になっていたが、ようやく観ることが出来て安心する。脚本は『シナリオ』誌に入選した際の稿と、...


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    5月

    26

  • 2009年5月25日(月)

     朝方仮眠をとって昼前に起きる。前田五郎師匠の疑惑報道に目が覚める。関西では騒然としているだろうなと思う。大量に撮った楽屋写真どうするんや?とか、チャーリー浜師匠と並んで目が笑ってない怖い人の印象があったが、シャレでやったのが大事になったかハメられたか。  終日編集。午前中に原稿残りの1本仕上げて送る。  編集最終段階。夜、渋谷まで納品。  帰りに渋谷TSUTAYAに寄るが探していたものは無...


  • 2009

    5月

    25

  • 2009年5月24日(日)

     終日在宅で編集。延々と終わらない。炭水化物摂取量が増える。  ユーロスペースで市川崑の『愛人』の上映に有馬稲子が来るので行きたかったが、間に合わず。まさか『愛人』のハナシが市川崑とのリアルな愛人関係を間違って話はしないかとか期待もしていただけに無念。しかし、この作品の有馬稲子は無茶苦茶可愛いので、市川崑でなくとも手を出したくなる。  結局1日机に向かっていただけで終わる。今日は細かい画像処理...


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    5月

    24

  • 2009年5月23日(土)

     終日仕事。今月は前半、連休があったりであまり働いていないので今の時期に生業が詰まってきて土曜も出勤する。夜、ビックカメラでDVD-RWを20枚購入。デカイ方のブックファースト内を徘徊。藤枝静男『悲しいだけ・欣救浄土』を購入。帰りの電車で表題の『欣救浄土』読了。いくら短編と言えども全体の半分が若松孝二の『性の放浪』の内容説明で占められるのは凄い。しかし、この作品への最高の批評にもなっている。“「性...


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    5月

    23

  • 2009年5月22日(金)

     例によって起きたまま早朝に家を出て専門学校講義へ。今日から実習なので特に多く喋ることもなく。帰りの電車が何故か混んでいて途中まで座れず。従って寝れず。仕事が無ければ、試写かアテネ・フランセにでも行ったが、金が必要なので働くしか無く職場へ。映画を観ていても金は生まれない。着く前に紀伊國屋で『キネマ旬報6月上旬号』購入。夜、帰宅して流石に睡眠不足なので仮眠取る。深夜に起きて仕事続ける。急ぎの原稿依頼...

    2009年5月21日(木)

     終日仕事。何とか終わらせてシネマヴェーラで『僕は天使じゃない』『吾輩は猫である』という幸福な2本立てを観てから「傑力珍怪映画祭」に行きたかったが、双方行けずに終わる。  深夜0時に某女来る。近所の中華店で食事してから家来る。こっちは仕事し続けているだけ。あちらは『風が吹くとき』とか観てる。やまだないとの『家族生活』を貰う。巻末にタナダユキ、堀禎一、松尾スズキ、山下敦弘がそれぞれの解釈のラストシ...


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    5月

    21

  • 2009年5月20日(水)

     午前中は自宅で仕事。『映画秘宝 7月号』が届く。松本清張の2時間ドラマについて書かせてもらった。連休中をサンプルDVDで延々と2時間ドラマの清張を観ることに費やしたが、すっかり楽しんでしまった。『砂の器』が苦手なので、あれ以降の清張大作映画が苦手だ。撮影所スタッフが16mmで職人技を駆使して見せるこの時期の2時間ドラマと清張の幸福な関係を遅ればせながら垣間見れて良かった。しかし、掲載されたのを読...


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    5月

    20

  • 2009年5月19日(火)

     朝から仕事。終わらないが、14時半にあがって15時半から映画美学校第一試写室で、松江哲明監督の『あんにょん由美香』(☆☆☆☆)を観る。プレスに書かせて貰った関係で事前に3回ほど観ていたが、編集の微調整、MAを経た完成版は今日初めて観る。第一回試写と初号を兼ねているので、関係者の顔も多い。傑作。詳しくは本ブログで書く。7月上旬よりポレポレ東中野でレイトショー公開。  終映後、松江監督と直井さんに...


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    5月

    19

  • 2009年5月18日(月)

     終日自宅に籠って編集仕事。終わらん。不味い。  今日は1日中在宅なのだからとHDレコーダーからDVDへのダビングを進めてHD容量を減らす。昨年録画した『夢であいましょう』の現存する13話分を移す。  合間に『知りすぎていた男』の映像特典のメイキングを眺める。30分ほどなので息抜きにはちょうど良い。『知りすぎていた男』は小学生の時に『裏窓』に続いて観た2本目のヒッチ作品。既にこの段階でヒッチコ...


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    5月

    18

  • 2009年5月17日(日)

     朝まで編集作業。軽く寝るつもりが起きたら昼。電話で起きる。  モタモタしている内に14時半になったので吉祥寺まで出る。武蔵野公会堂の会議室で「大橋裕之とBASARA BOOKS」という上映&トークイベントへ行く。冒頭、大橋裕之と渡辺ペコが何か喋っていたが、マイクが無いのでよく聞こえず。後で童貞2号がビデオを回していた。  上映作品は大橋裕之監督作『A・Y・A・K・A』(☆☆☆★★)。期待も何...


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    5月

    17

  • 2009年5月16日(土)

     徹夜だったので、昨晩は途中で前後不覚になり、意識を失う。起きると昼前。  とりあえず、手元にあるDVDでも観ようと思い、黒沢清『CURE』を前半まで観る。久々に観るが、もっと頻繁に観返さねばと思う。一気に目が覚める。  家で編集仕事の続き。夜、友人と近所に食事へ。焼肉を大量に食って値段を気にしていなかったので少々高くつくが、まあ、仕方なし。  帰宅前に近所の古書店で『俳優論』『さらば松竹新...


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    5月

    16

  • 2009年5月15日(金)

     例によって起きたまま専門学校へ。昼過ぎまで授業。今日は午前中喋り続けたので喉が枯れる。  午後、新宿に戻って別の仕事。夜まで。  金が入ったので、仕事終わりに直ぐ、ビデオマーケットへ。とりあずセールで1本10円になっている中古ビデオから『226』とエミール・クストリッツァの『アンダーグラウンド』、市川準も参加しているので『欽ちゃんのシネマジャック ドキドキ編』を購入。計30円。DVDセールは...


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    5月

    15

  • 2009年5月14日(木)

     ちょうど観たかった作品の試写状が届いて喜ぶ。  仕事。  新宿ビックカメラでネット用の買い足し物を諸々購入。ついでにDVDコーナーで廉価版が発売された『食人族』を購入。1800円。  一端帰宅してから自転車でラピュタ阿佐ヶ谷へ。『悲器』(☆☆☆)を再見。ちょっと長いがやっぱり悪くない。ちゃんと丁寧に撮ってあるのにまた感心する。  劇場で一緒になったライターの方と駅まで。良い特集でしたね、...

    2009年5月13日(水)

     仕事。原稿が一通り終わった開放感で、仕事もそこそこに早めにあがる。  新宿ディスクユニオンで『ヒッチハイク』がちょい傷ありで1980円だったので購入。再生には問題ないだろう。  水曜なので、角川シネマ新宿で品川ショウジ『ドロップ』(☆☆☆)を観る。  ネタフリと突っ込みの台詞を全部聞かせようとするから映画が随所で停滞したり、自主映画の如き説明台詞が多すぎたり、笑いを取りに行こうとし過ぎてい...


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    5月

    13

  • 2009年5月12日(火)

     引き続き在宅で仕事。原稿終わる。一度寝かせる為、ラピュタ阿佐ヶ谷へ。先日の香取環さんとの写真頂く。湯浅浪男『悲器』(☆☆☆)を観る。スタンダードにトリミングされていたが、かっちりとした構図で厳密に割られていて感心する。どうということのないメロドラマだが飽きさせない。これでどこがピンクなのかという思いもあるが。  終映後、知りあいのライターの方とファーストフード店で雑談。仕事になるかどうか分から...

    2009年5月11日(月)

     在宅で仕事。清張送る。松江さんから『呪いのビデオ10』が持ってないかとTEL。今日のイベントで使う由。中古ビデオで持ってるけど、まだ部屋が片付いてないから段ボール箱のどこかに。探しときますと答えるも、直ぐに新宿で見つかったと連絡来る。しかし、自分の監督作品なのに何で手元に無いのか?  夜、『めちゃ怖』上映行きたかったが、原稿終わらず間に合わず。まあ来月テアトル新宿でオールナイトあるから良いかと...

    2009年5月10日(日)

     原稿最後の勢いで書く。松本清張と林由美香と松江哲明が同居している状態はよろしくない。つい由美香さんは何故死んだのかとか考えてしまう。  食事を買いに出たついでにオービスへビデオ返却。また3本借りてくる。『15代の売春婦』『僕は天使じゃないよ』とか。DVDへのダビング保存用。ってか『僕は天使じゃないよ』今度シネマヴェーラでやるんだよな。  松本清張終わる。一度寝かせてから最後の修正。もうひとつ...

    2009年5月9日(土)

     昼ごろ起きる。在宅で原稿書き。天気良いので合間に洗濯など。  夕方、食事がてら誘いに乗って吉祥寺まで。某女が来るまでバサラブックスで物色。前から欲しかった平野勝之『ゲバルト人魚』を見つける。1500円。『メイキング・オブ・快盗ルビイ』が600円だったので購入。原作の『快盗ルビイ・マーチンスン』が最初に『ヒッチコック・マガジン』に掲載され、怪盗ではなく快盗という当て字を考えたのは、中原弓彦こと小...



モルモット吉田

ゲストブロガー

モルモット吉田

“映画日記のようなもの。”