Ibaragi Yoshikoさんの日記
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2013
10月
05
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『もうひとりの息子』クロスレビュー: 複眼的にみて考えること
この映画は、簡単に言うと「出生時の子どもの取り違え」が起きた2組の家族を描いている。しかし、その内容の詳細は、1度や2度観たからといって、私にはそう簡単に説明できない。なぜなら、その「取り違え」が、イスラエル北部の都市ハイファで起き、一方がイスラエル人夫婦の息子で、もう一方がパレスチナ人夫婦の息子だという設定であったからだ。 イスラエルとパレスチナの長く根深い対立の歴史は、宗教・民...
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