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  • 坪井野球さんの日記


坪井野球さんの日記

  • 2010

    10月

    30

  • 中日大島

     昨シーズンも終り近く、中日大島は、ウェイティング・サークルで打順を待ちながら、やおらバットをさかさに持って銃さながらに身がまえ、何ものかにねらいを定めて引き金を引く動作を演じたものだ。薄い雲がかかった空には十五夜に近い満月が鋭く輝いている。あの一瞬にはなぜかひどく感激して、涙をこらえるのが困難だったほどだ。(中略)そこには、優勝から見離されたチームの主軸打者の悲哀といったメロドラマとは異質のある...


  • 2010

    10月

    24

  • ハンス・ランダについての覚書(『イングロリアス・バスターズ』byタランティーノ)プラスα

     ハンス・ランダが「取引」のあと、ピストル自殺をしていたら、観客を、より動かしたかもしれない。  しかし、それではキルケゴール言うところの「ギリシャ悲劇の英雄」である。  そこから、『大菩薩峠』の机龍之介よろしく、「私利私欲」をむき出しにするのがいい。  そしてタランティーノは更にその先へ行く。  ランダ大佐は、額にカギ「十字」を刻印されるのだ。  「こいつは俺の最高傑作だ」とは、深い問...


  • 2010

    10月

    23

  • 引用ノック番外編001──(飯島愛へのことば)

    「飯島愛さん「10円ハゲはできるし、幻聴は聞こえるし」 抗うつ剤をOD(過剰摂取)もしていた」 1 名前: ネチズン(東京都) 2008/12/25(木) 06:29:54.38 ID:rxC7xPXL PLT(12649) ポイント特典 飯島愛さん自殺か ノイローゼ、幻聴明かす 元タレントの飯島愛(いいじま・あい、本名大久保松恵=おおくぼ・まつえ)さん(36)が24日午後、 東...


  • 2010

    10月

    20

  • 「愛2」についての覚書

    覚書B 愛は世界に含まれるが、 「愛2」は世界を含む。 一個の人間にとって、世界が灰色になり、そのエロス性を失った時、現れる(かもしれない)、あるいは発動する(かもしれない)ものです。 イメージカラーは赤、ピンク、桃色、あるいはワインレッド。 ※「愛2」は「あいツー」、と読みます 覚書A 恋愛と愛は違うでしょう。 愛と「愛2(あいツー)」も違う。 たとえばい...


  • 2010

    10月

    16

  • 二つの引用(ヨブ記について、誇りについて)

    一つ目。  『旧約聖書』の中の「ヨブ記」の内容を一言でいえば、それは完全に非の打ちどころのない男が、完全に何の理由もなく、想像を絶する苦難に突然会わせられる話である。これは一体どういうことだということを問い詰めているのが「ヨブ記」という作品である。(略)……信仰の問題を抜きにしても、「ヨブ記」はなにやら不思議な力を以てわれわれに迫ってくる。  われわれはお互い非の打ちどころのない人間などで...


  • 2010

    10月

    09

  • 映画評論と、議論について

    無名の大学生と町山智浩の、Twiiter上の議論をまとめたもの。 一個の映画解釈からはじまり、それを超えていくさまが素晴らしい。 自分には非常に薬になった。 (私家版)『マイレージ、マイライフ』の一解釈をめぐる映画評論家町山智浩(@TomoMachi)と@my_yoursの議論 http://togetter.com/li/57753#favorite 2箇所、抜粋で引用。 ...


  • 2010

    10月

    08

  • 今日(こんにち)のイエス

    石川淳の短編に「焼け跡のイエス」というのがある。そこでは敗戦直後の日本で、不潔な浮浪児がイエスだ、と語られている。 では今日のイエスとは。 堀江貴文、通称ホリエモンに象徴される拝金主義、ではなく、ホリエモンなんてゲスだ、と切って倒すマスコミ、あるいは大衆感情だ。 (2010.9.30 http://2boy-yakyu.blogspot.com/2010/09/blog-post_30...


  • 2010

    10月

    07

  • ABOUT SUICIDE

    ズッキーニを肛門に挿入して自殺を試みた男性、病院へ搬送される 1 名前:しいたけ ◆I.Tae1mC8Y @おじいちゃんのコーヒーφ ★:2010/03/26(金) 18:55:02 ID:???0 どのような状況においても、「人が自ら死を選ぶ」というのは非常に大きな決断力を必要とする出来事だと思われますが、思い悩んだ末に死を決意した男性が肛門にウリ科カボチャ属の野菜であるズッキーニを...



坪井野球

ゲストブロガー

坪井野球

“引用家。”