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３月１１日の東日本大震災以降、世界中の多くの方々が、日本の為に祈り、そして励ましの言葉を送ってくださいました。
ついこの間まで、領土問題や資源問題で相争っていた国々やインターネット上で日本を批判していた方々までもが、嘘のようにそのこだわりを捨て、被災者や日本の為に涙を流してくださったのです。

それを見て私たちは思いました。

そう、本来は人種や国籍や宗教の違いなんて小さなこと、人は人を思いやり、助け合い、許し合うようにできているのだと。
この未曾有の災害の前では、すべての違いを越えて、人はその命の尊さや心の優しさという基本的なものに立ちかえり、持って生まれた愛の心に立ち戻るものなのだと。

私たちの演じる劇が、そんな、人々が本来の愛の心に立ち戻る為の縁（よすが）となれたらいい、そんな思いで「劇団レムリアの風」は活動しています。

ひとりひとりの思いが変わり、ひとりひとりの祈りが広がり、それが世界中を覆えば地球は光の星・愛の星に変わります。

ちょっと不思議な実話に基づいたふたつの物語。
当日は、そのひとつをお届けすることで、吹き渡る風のように、おひとりおひとりの心に愛の灯を点し、そして愛のキャンドル・サービスにつなげられたらよい、そう願って精一杯演じたいと思います。
そしてご覧頂いた皆様に、私たちのお届けする「愛と平和の祈り」をお持ち帰り頂けたら、とても嬉しく思います。

「ありがとう地球、ありがとう地球家族、世界はひとつ」

当日、会場でお会いできることを願って。

「劇団レムリアの風」