「人は常に生きるために学び、伝えるために生まれて来た」とは誰かが言った言葉。アップリンクで行われているイベントの数々をこの言葉に即して組み直し、新しくスタートさせるのが『アップリンクの学校じゃない学校』です。みんな子どもの時には学校で教えられることに反発したはず。でも大人になると「学び」「伝える」ことの重要さが身にしみてくる。連続して参加するクラスもあれば、毎回参加可能なものもあります。自分のアンテナにピピッときたものがあれば参加してみて下さい。（浅井隆 / UPLINK社長）
大橋可也＆ダンサーズ
『ハードコアダンスファクトリー』
日本ダンス界の極北を突き進むハードコアコンテンポラリーダンスカンパニー「大橋可也＆ダンサーズ」による年間プログラムがスタート。ダンサーズによるワークショップ、パフォーマンスや音楽家とのセッション、或いは討論会などその内容は様々。第一回目となる今回は批評家の佐々木敦氏と大谷能生氏をゲストに招き、レクチャー、ワークショップ、デモンストレーションの三部構成で"ファクトリー操業開始"の説明会を実施。
ゲスト：佐々木敦、大谷能生 出演：大橋可也＆ダンサーズ
日時：2011年4月10日（日）18:00開場 18:30開演（7月10日以降は奇数月の第2日曜に開催）
参加費：￥2,000（ドリンク付）
※10代の参加者は￥1,000（ドリンク付）
※UPLINK会員は￥1,800（ドリンク付）
ドキドキクラブの
ビックリウェンズデー
アートや音楽の現場に出没しては、自作のおもしろビデオを上映したり"非エロ本"と称したコラージュ作品の展覧会を行ったりと、"おもしろが世界を救う"というスタンスでつかみどころのない活動をマイペースに展開しているミステリアスアートユニット「ドキドキクラブ」。かつてはマッドシティー名義でネット上におもしろビデオの数々を発表し話題を呼んだドキドキクラブによる、愛と平和のおもしろビデオ上映会がスタート。
第二回公魚企画
『佐藤薫、放魚―E Powerに導かれて―』
『公魚企画』とは、呪いのフォークデュオ公魚（わかさぎ）を名乗る二人の女性音楽学者、柿野ぱち子（渡邊未帆）とポチョ☆ムキンコ（高橋智子）による音楽家紹介番組です。第二回目となる今回は伝説のユニット「EP-4」の首魁・佐藤薫氏、そして野々村文宏氏をゲストに迎えての開催。イベント当日に発行されるミニコミ「季刊公魚」もお楽しみに。
ゲスト：佐藤薫（EP-4）、野々村文宏 司会進行・企画：公魚
協力：米本電音研究所
日時：2011年4月15日（金）19:00開場 / 19:30開演
料金：￥2,000（1ドリンク付）
『根本敬の映像夜間中学』
Dommune『電脳ハッテンバ』やインターFM『ドントパスミーバイ』といった番組で行われた公開実験の数々が衆目に晒されることにより、その仙人クラスの風貌も込みで発言と行動が常に注視されている特殊漫画家の根本敬。『映像夜間中学』は、映像のみならずレコードや図版などを用いて紹介される"立体的なイイ話"の数々が披露されるトークライブです。入学手続き一切不要、中途入学大歓迎。勿論イイ話の持ち帰りOK。
出演：根本敬（特殊漫画家 / 幻の名盤解放同盟）
日時：2011年4月22日（金）19:30開場 / 20:00開演
料金：一般￥1,999 / 学生￥1,799（共に1ドリンク付）
※UPLINK会員は￥1,799（1ドリンク付き）
『アースライフ・ステーション』
映画を教科書に、地球と生活を考えるイベント『アースライフ・ステーション』。第一回目の上映作品は『レイチェル・カーソンの感性の森』。世界で初めて化学物質の危険性を告発した女性カーソンの遺作『センス・オブ・ワンダー』を映画化した本作をテーマに、レイチェル・カーソン日本協会会長の上遠恵子さんと、カーソンの大ファンだという生物学者の福岡伸一さんが"神秘さや不思議さに目をみはる感性（センス・オブ・ワンダー）"について語ります。
上映：『レイチェル・カーソンの感性の森』（2008年 / アメリカ / 55分）
トークショー：上遠恵子（エッセイスト、レイチェル・カーソン日本協会会長）福岡伸一（生物学者）
日時：2011年4月11日（月）19:00開場 / 19:30開演
料金：￥1,800（1ドリンク付）
※UPLINK会員は￥1,300（1ドリンク付）
『五所純子のド評』
気鋭の文筆家、五所純子が挑む書評のLIVE。─まるでターンテーブル上のレコードがDJによりミックスされるかのように─ 時系列や地理にとらわれることなく、連想されるがままに書籍が紹介されていく90分一本勝負のモノローグ。新刊の紹介を皮切りに、舞台上で記憶のダンジョンへと深く潜り込んでいく彼女が紡ぐ言葉とは。初回はリディア・デイヴィス『話の終わり』からの出発となります。「迷子になります、ゼッタイに」（五所純子）
出演：五所純子（文筆家）
日時：2011年4月26日（火）19:00開場 / 19:30開演（原則的に毎月最終火曜の開催）
料金：￥1,500（1ドリンク付）
※UPLINK会員は￥1,300（1ドリンク付）
『WHO CARES? ― ソーシャルアートの可能性』
他者とのネットワークやコミュニケーションを創出し新たな共同体の構築を提案する動きや、既成の価値に対する異議申し立てを様々な手法で表現するアーティストたちを、インディペンデント・キュレイターの窪田研二が「ソーシャルアート」という視座から紹介するシリーズの第一回目。バンクシーによる映画『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』の公開にちなみ、グラフィティの現在を追ったドキュメンタリー『インサイド・アウトサイド』の上映とゲストトークの二部構成での開催。
ナビゲーター：窪田研二（インディペンデント・キュレイター）
第一回目ゲスト：卯城竜太（Chim↑Pom）、林靖高（Chim↑Pom）
日時：2011年4月27日（水）19:00開場 / 19:30開演（原則的に毎月最終水曜の開催）
料金：￥1,800（1ドリンク付）
※二回目以降の参加者にはリピーター割引あり
※UPLINK会員は￥1,500（1ドリンク付）
nobody presents
CINEMALINK
映画雑誌「nobody」による月例イベント。これまでに、空族（富田克也、相澤虎之助）、三宅唱、瀬田なつき、濱口竜介など、「nobody」が応援し擁護し続けてきた、今最も期待される気鋭の若手監督を紹介。また染谷将太、加瀬亮らゲストとのトークや木下美紗都によるライブも開催し、映画だけでない形で作り手と観客を繋げてきました。4月開催のCINEMALINKの詳細は、決定次第、ホームページにて告知致します。
日時：2011年4月29日（金・祝）19:00開場 / 19:30開演
料金：予約 ￥1,600 / 当日￥1,800（共に1ドリンク付）
※UPLINK会員は￥1,600（1ドリンク付）
開けごま！～エジプト・アラブ・アートフェスティバル
今アラブでは新しく大きなうねりが起きています。これは世界全体のうねりであり、私達とも密接につながっています。第一弾はエジプトをテーマに、ダンスや音楽のライブ、映像、料理、様々なアート、そして現地とスカイプ経由のインタビュー等を通して、人々の暮らしや文化を知る実感・体験・参加型イベントを開催。『開けごま！』アラビア語で「イフタフヤーシムシム！」この楽しい呪文とともに、まだ知られていない新しいアラブの扉を開きます。
出演：REIKA（舞踊家 / エジプト・アラブ舞踊研究所 代表）他
主催：エジプト・アラブ舞踊研究所
日時：2011年5月3日（火・祝）
（「REIKAの、エジプト・アラブの民俗舞踊クラス」も後日開講予定）
日比谷カタン
『対話の可能性』番外編
泣く子も黙る超絶ギタリスト＆ボーカリストでありながら、「自分はミュージシャンではない」と嘯くシンガーソングライターの日比谷カタン。彼がUPLINKで継続している、あらゆるジャンルの人々との対談とソロライブの二本立てで構成される人気シリーズ企画「対話の可能性」。今回はその番外編として、「学校じゃない学校」提案者であるUPLINK主宰の浅井隆をゲストに迎えての開催。
出演：日比谷カタン（シンガーソングライター）
ゲスト：浅井隆（UPLINK社長）
日時：2011年5月6日（金）19:00開場 / 19:30開演
料金：￥2,000（1ドリンク付）
※UPLINK会員は￥1,800（1ドリンク付）
※フライヤーに誤植が御座いました。上記金額が正しいです。
『酒とノイズ』
世界最強のノイズユニット「インキャパシタンツ」のリーダーにして日本最古のノイズバンド「非常階段」のメンバーである美川俊治氏がチョイスする日本酒を飲みながら、音楽の究極形態としての「ノイズ」をじっくり聴く会。とはいえ、決してマニアックな音源や知識をひけらかすような場ではなく、美川氏が"最も豊穣な音の貌である"と定義するノイズを、美味しい日本酒とともに全身で味わって頂きたいという主旨に基づいて行われるシリーズ企画です。
『日曜日のうた』
日曜午後に開かれる、女性のうたを特集するコンサート・シリーズ。現在ファースト・アルバムの制作に取り組んでいる穂高亜希子ほか、数組の女性シンガーソングライターたちが出演。「力強さ、はかなさ、繊細さ、癒し、こころに届くメッセージ。そういった女性ならではの大きなマインドと、女性でしかない細やかな想いが歌に秘められていることは、現在の音楽リスナーが一番求めているミッシング・ピースであるはずだ」（コンピCD『日曜日のうた』所収、JOJO広重のライナーノーツより）
『TRASH-UPLINK!!』
国内外のトラッシュ・カルチャーを積極的に取り上げ続けている雑誌「TRASH-UP!!」の編集部が渋谷にやってくるぞ。連載陣によるカルチャー紹介コーナーや公開インタビューなど、「TRASH-UP!!」のリアル版としてお楽しみ頂けるシリーズ・イベント。隔月での開催を予定。
出演：屑山屑男（TRASH-UP!!発行人）、他
日時：2011年5月29日（日）18:00開場 / 18:30開演
料金：￥1,800（1ドリンク付き）
※UPLINK会員は￥1,600（1ドリンク付）
アップリンク・配給サポート・ワークショップ
このワークショップの参加者の有志による情熱によって２月にユーロスペースで『トーキョー・ノーザンライツ・フェスティバル』が開催されました。しかし、映画配給をビジネスとして継続するには情熱だけでは成り立ちません。映画館の客席からだけでは知る事ができないことを、このワークショップではアップリンクの配給作品を実際の題材として、買い付けから興行、そしてDVD化、ネットでの配信までの映画の一生を知る事ができます。
アップリンク・デジタル・ムービー・ワークショップ
デジタルビデオとPCで「誰でも1本のドキュメンタリーを作る事はできる」時代になったのでここでは1本のドキュメンタリー作品を完成させます。 初めてカメラに触る人から、劇場公開するドキュメンタリーに挑戦する人、短編、長編問いません。アップリンクで映画プロデュース、配給作品の買い付けから宣伝まで行ってきた浅井隆がプロデューサーと配給会社の視点でアドバイス。 最後に完成作品をファクトリーで上映します。
募集開始：2011年6月より
開催期間：2011年7月より6ヶ月
開催日：隔週水曜日20～22時
定員：12人
参加費：6万円
WIZ VIDEO CRAFTS WORK SHOP 2011
～タケイグッドマンのデジカメで作る＜PV＞ワークショップ～
ビデオカメラが無くてもミュージックビデオは作れる！！必要なのはデジカメもしくは写真撮影のできる携帯とPC、後はアイデアとセンスだけ。コマ撮りやスチール写真を駆使した唯一無二、超オリジナルなミュージックビデオで知られる映像作家のタケイグッドマンを講師に迎え、「ビデオカメラを使用しない」ＰＶ講座を開催します。毎週火曜日20：00～22：00、全6回であなただけのＰＶが完成します。
講師：タケイグッドマン
映像アーティスト。1991年にウィズエンターテイメント[Wiz Entertainment]を始動。TOKYO No.1 SOUL SET、スチャダラパー、小沢健二、小島麻由美など数々のPVを作成。
日程：4/12（火）4/19（火）4/26（火）5/3（火）5/10（火）5/17（火）
時間：20:00～22:00
定員：20名
参加料：￥30,000（税込）
※定員に達し次第募集を締め切らせて頂きます
『"How to Be a Geek"第1弾 / iPhoneアプリをつくろう』
これまでプログラムを経験した事がない人でも1からチャレンジできるワークショップシリーズ「How to Be a Geek」がスタートします。第１弾はiPhoneアプリの開発です。初心者でもアプリ開発の流れがわかるように開発者登録のやり方から実際に簡単なアプリを制作するところまでを週1回、全4回でやります。時間はお仕事されている方でも参加しやすい平日の夜2時間。
講師：田所淳（タドコロアツシ）
多摩美術大学非常勤講師 千葉商科大学政策情報学部非常勤講師 2011年度より東京藝術大学非常勤講師（予定）
日程：4/8（金）4/14（木）4/22（金）4/28（木）
時間：19:30～21:30
定員：12名
参加料：￥35,000（税込）
※定員に達し次第募集を締め切らせて頂きます
※参加料には最終日にタベラにて開催される懇親会参加費も含まれます
※詳細・お申込み方法はアップリンクHPよりご確認ください
『アップリンクの学校じゃない学校』の「先生じゃない先生」を募集します。
会場は1階のアップリンク・ファクトリー（20～60人）と4階のアップリンク・ラボ（6～20人）です。自分で何かを伝えたいという人があれば上記に連絡ください。
iPhoneアプリ、アフターエフェクツ、ファイナルカットなどのデジタル系、ギター、シタール、ディジュリドゥなど楽器系を少人数で行うのであれば4階で、ファクトリーにはスクリーンの後ろに鏡をつけダンス教室にも対応する予定ですので、ダンス、ヨガなどのダンス・エクササイズ系、テーマを決めた勉強会など、その他、写真、編み物、読書会、利き酒、などなんでもありの「先生じゃない先生」を募集します。
条件は1回限りのイベントでなく、連続性のあるクラスで行う企画。例えば、ファイナルカット編集を6回連続で教えるクラスを開催する場合、ラボで行い定員8名として募集し参加者を固定して行う。あるいは、写真教師的なイベントを毎月1回1年間12回行う。その場合はその回だけの参加者も受け付けてファクトリーで行う。このチラシに掲載されているクラスを参考にしてください。