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2008-10-03 09:03


瀬戸内寂聴 ペンネームで書いたケータイ小説を語る

写真家、藤原新也との対談

瀬戸内 私も書きながらびっくりしました。装飾も何もなくて、思うことをぱっぱっと書いて通じる。今まで自分が一生懸命いい文章を書こうとしていたのが、何をしてきたのかと(笑い)。

 藤原 文章を書くというのは描写力とか文体とかボキャブラリーとか修飾語だとか、いろいろ繊細な要素がある。ケータイ小説にはそれが一切ない。下手したら300くらいの言葉で書けるくらいシンプル。だけどそれで子どもたちの微妙な心理の葛藤(かっとう)がちゃんと書けている。

「あしたの虹」を書いた理由
 対談 瀬戸内寂聴さん・藤原新也さん
http://books.mainichi.co.jp/2008/09/post-d798.html

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