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東京都 渋谷区

2018-01-22 14:05


シリア内戦 スマホで戦うジャーナリスト描く映画

シリア内戦 スマホで戦うジャーナリスト描く映画
映画『ラッカは静かに虐殺されている』

1月23日にノミネートが発表される本年度アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞の大本命と目され、英国アカデミー賞にもノミネートされているマシュー・ハイネマン監督の最新作『CITY OF GHOSTS(原題)』が、『ラッカは静かに虐殺されている』の邦題で、4月14日(土)よりアップリンク渋谷、ポレポレ東中野ほか全国順次公開する。

アカデミー賞ノミネート作品の前作『カルテル・ランド』でドキュメンタリー作家として一躍その名を世界に轟かせたマシュー・ハイネマン監督。彼が次にカメラを向けたのは、5年間での死亡者が43万人にものぼる戦後史上最悪と言われるシリア内戦。その内戦で勃発したスマホを武器に戦うニュータイプの戦争に迫る。

戦後史上最悪の人道危機と言われるシリア内戦。2014年6月、その内戦において過激思想と武力で勢力を拡大する「イスラム国(IS)」が制圧したシリア北部の街ラッカ。かつて「天国」と呼ばれ、穏やかだった街はISの首都とされ一変する。爆撃で廃墟と化した街では残忍な公開処刑が繰り返され、市民は常に死の恐怖と隣り合わせの生活を強いられていた。海外メディアも報じることができない惨状を国際社会に伝えるため、匿名の市民ジャーナリスト集団“RBSS”( Raqqa is Being Slaughtered Silently/ラッカは静かに虐殺されている)は結成された。彼らはスマホを武器に「街の真実」を次々とSNSに投稿、そのショッキングな映像に世界が騒然となるも、RBSSの発信力に脅威を感じたISは直ぐにメンバーの暗殺計画に乗り出す――。

『ラッカは静かに虐殺されている』は、アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受賞した『「闇」へ』を監督したアレックス・ギブニーが製作総指揮を務め、本年度アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞大本命、英国アカデミー賞ノミネート、シェフィールド国際ドキュメンタリー映画祭の最高賞(審査員賞受賞)するほか世界各国の映画祭で高い評価を受けている。




映画『ラッカは静かに虐殺されている』
4月14日(土)アップリンク渋谷、ポレポレ東中野ほか全国順次公開

次々と殺されていく仲間や家族。そして自らにも忍び寄る暗殺の魔の手—。
ドキュメンタリー史上、最も緊迫した90分

監督・製作・撮影・編集:マシュー・ハイネマン(『カルテル・ランド』)
製作総指揮:アレックス・ギブニー(アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞『「闇」へ』監督)
2017/アメリカ/92分/英語・アラビア語/1:2.35/5.1ch/DCP
配給:アップリンク

キーワード:

ドキュメンタリー / シリア


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