一軒家貸切のウェディング会場で短編映画とドリンクを楽しむイベント「T&G Films」が2017年6月22日（木）より全国各地で行われる。
「T&G Films」は、結婚式関連事業を行う株式会社テイクアンドギヴ・ニーズと国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア（SSFF & ASIA）」が運営。東京の麻布迎賓館をはじめ、全国21都市32会場で順次開催され、全国規模で継続的にショートフィルムが鑑賞できるイベントとなる。
上映される短編は、2016年のアカデミー賞短編実写部門を受賞した『僕はうまく話せない』など、「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」がセレクト。ウェディング会場という非日常的な空間で、ドリンクを飲みながらショートフィルムを堪能することができる。
T&G Films運営事務局担当者に問い合わせたところ、今回の企画の成り立ちについては次のように解説してくれた。「これまでT&Gの会場は完全貸切の為に婚礼以外のお客様をお迎え出来ておりませんでした。しかし、いくつかの取組みを通じて、新郎新婦様、参列のゲスト様の為にご用意したこの特別な空間は、非日常のワクワク感を存分に感じていただける空間であると再認識しました」。
上映環境については、基本的には各会場の披露宴会場の設備を使って上映。ガーデン併設、多くはライトアップされたプール付の店舗が多く、植栽のイルミネーションも豊富なため「“閉鎖された披露宴会場”のイメージとは大きく異なる印象を持っていただけると思います」とアピールする。
企画への反響については、「開催発表後から5日間で、チケット購入サイト内のフォロワーが1,000名強に到達し、お客様の興味と関心の強さを感じています」。また客層については、「以前に一度行ったトライアル開催では、女性のお客様が多い点や、お一人でもご参加される方が多い点、また20代～50代思われる方など年齢層の幅が広かったという印象があります」という。
今後の展開については、「“非日常空間でグラスを片手に楽しむ映画”をテーマに、各会場ごとに企画やイベントと掛け合わせ、例えば、ハロウィンイベントやクリスマスイベントなどに同テーマで揃えた作品の上映なども検討したい」とのことだ。
【迎賓館でグラス片手に映画を楽しむ！
“「Love」をテーマに厳選したShortFilm4本”】
開催日時：2017年6月22日（木）19:00～20:00（18:30受付開始）
会場：麻布迎賓館
参加費：1,800円（税込）/1名［鑑賞料＋1ドリンク］
※ノンアルコールも準備あり
【上映作品】
『アルゼンチン・タンゴ』
コミュニケーションもなく冷めたオフィスに「幸せ」を呼び込もうとする受付の男性。クリスマスプレゼントの代わりに、彼が用意したのはとっても素敵な心のこもったプレゼント……。
監督：Guido Thys
原題：Tanghi Argentini
2006年／ベルギー／14分
第80回（2008年）米アカデミー賞短編実写部門ノミネート
『僕はうまく話せない』
孤独な活版職人にとって、ネット恋愛は自分が言葉をスムーズに話せないと知られずに人と繋がりを持てる好都合な関係だった。しかし相手の女性から直接会おうと持ちかけられ、自分の本当の姿をさらけ出すことになる。
監督：ベンジャミン・クリアリー
原題：Stutterer
2015年／イギリス／12分
第88回（2016年）米アカデミー賞短編実写部門受賞
『不器用な愛の見つけ方』
ハンサム青年は素晴らしい容姿と才能の持ち主で、女性へのアプローチだけが苦手である。ある日そんな彼にぴったりのベルという女性が現れるが、二人はなかなかお互いの存在に気づかない。
監督：ジャレット・コナウェイ
原題：Foolishly Seeking True Love
2010年／アメリカ／5分
『マンゴーライス』
ケイティは独身人生を謳歌する女性。しかし結婚を期待する両親のため、婚活を始める。そんな彼女をやさしく見守るのは、彼女がいつも注文するタイ料理を配達するクリスだった。果たして彼女が最後に選択した人とは？
監督：Mallorie Ortega
原題：Mango Sticky Rice
2016年／アメリカ／15分
Peatix URL：
http://pr.kmcpr.co.jp/e/213552/2017-06-14/rmvq/51554405
