写真右上:『ホドロフスキーの虹泥棒』 左下:『ホドロフスキーのDUNE』 右下:『リアリティのダンス』
現在、アップリンク渋谷で26年の時を経て劇場公開され好評を博しているアレハンドロ・ホドロフスキー監督の“幻の作品”『ホドロフスキーの虹泥棒』が、アップリンクが運営するオンライン映画館・アップリンク・クラウドにて12月15日(木)から2017年2月28日(火)までの期間限定でオンライン上映される。
本作は、1990年に制作されたものの、日本では完全未公開となっていた。『アラビアのロレンス』出演の名優ピーター・オトゥールとオマー・シャリーフ、そして悪役の大スターとして知られるクリストファー・リーという俳優陣を迎えて臨んだ本作は、メジャーな作風の中にも確かにホドロフスキー節が光る人生賛歌となっている。
2017年公開が予定されている新作『エンドレス・ポエトリー』が待たれるなか、アップリンク・クラウドでは、ホドロフスキー監督自身の幼少期を描いた『リアリティのダンス』、そして多くの人に勇気を与えたドキュメンタリー『ホドロフスキーのDUNE』も上映中。
『ホドロフスキーの虹泥棒』は、2017年1月11日(水)13:59まで30%OFFで視聴できるプロモーションコードが発行される。(プロモーションコード:RNBTHF30)
アップリンク・クラウド URL
http://www.uplink.co.jp/cloud/
『ホドロフスキーの虹泥棒』
ルドルフ(クリストファー・リー)は飼い犬のダルメシアンにしか興味がない風変わりな大富豪。ある夜、彼の遺産にしか興味のない親族を招いて晩餐会を開いたが、その場で心臓発作になり昏睡状態に陥ってしまう。早くも親族たちは遺産について言い争うが、ルドルフと同じく風変わりな甥のメレアーグラ(ピーター・オトゥール)に全ての遺産が渡ってしまうのではないかと気が気では無かったが、メレアーグラは愛犬クロノスと共にその場を静かに去ってしまう……。そして5年後、メレアーグラはコソ泥のディマ(オマー・シャリーフ)と地下下水道で暮らしていた。二人はメレアーグラの叔父ルドルフの死と相続できるであろう遺産を待ちわびて日々を暮らしていたのだが――。
監督:アレハンドロ・ホドロフスキー
1990年/イギリス/92分
原題:The Rainbow Thief
© 1990 Rink Anstalt / © 1997 Pueblo Film Licensing Ltd
価格:1,800円(購入後の視聴可能時間は72時間)
2017年2月28日(木)までの期間限定オンライン上映
★4週間限定30%OFFプロモーションコード:RNBTHF30
『リアリティのダンス』
1920年代、幼少のアレハンドロ・ホドロフスキーは、ウクライナから移民してきた両親と軍事政権下のチリ、トコピージャで暮らしていた。ホドロフスキー監督は映画の中で家族を再生させ、自身の少年時代と家族への思いを、チリの鮮やかな景色の中で、現実と空想を瑞々しく交差させファンタスティックに描く。
監督:アレハンドロ・ホドロフスキー
2013年/チリ・フランス/130分
原題:La Danza de la Realidad
© photos Pascale Montandon-Jodorowsky
©“LE SOLEIL FILMS” CHILE ・ “CAMERA ONE” FRANCE 2013
価格:500円(購入後の視聴可能時間は72時間)
『ホドロフスキーのDUNE』
“映画史上最も有名な実現しなかった映画"と言われ伝説となったホドロフスキー版『DUNE』の顛末と、ホドロフスキー、プロデューサーのミシェル・セドゥー、ギーガー、レフン監督等のインタビュー、膨大なデザイン画や絵コンテなどの資料で綴る、驚愕、爆笑、感涙のドキュメンタリー。
監督:フランク・パヴィッチ
2013年/アメリカ/90分
原題:Jodorowsky's Dune
©2013 CITY FILM LLC, ALL RIGHTS RESERVED
価格:500円(購入後の視聴可能時間は72時間)