映画『たかが世界の終わり』ギャスパー・ウリエル(右)ナタリー・バイ(左)©Shayne Laverdiere, Sons of Manua
カンヌ国際映画祭グランプリ受賞、アカデミー賞外国語映画賞カナダ代表作品となったグザヴィエ・ドラン監督の新作『たかが世界の終わり』(英題『It's Only the End of the World』)が、2017年2月11日(土)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMA他にて全国順次公開。本日11月25日(金)、本作の主演を務めるギャスパ―・ウリエルの誕生日に合わせて予告編が公開された。
▼映画『たかが世界の終わり』日本版予告編
▼映画『たかが世界の終わり』今年6月に公開された海外版予告編
最新作でドラン監督が描くのは、愛しているのに傷つけ合う〈ある家族の1日〉。ギャスパー・ウリエル、レア・セドゥ、ヴァンサン・カッセル、マリオン・コティヤール、ナタリー・バイというフランスを代表する一流俳優陣を迎え、自らの死を家族に伝えるために、帰郷する人気作家と12年ぶりの再会を果たす家族との関係を描く。
自らの死を告げるため12年の沈黙を破り帰郷する主人公ルイと、久しぶりの再会を待ちわび浮足立って落ち浮かない、何も知らない家族たち。なかなか話を切り出せずにいるルイは、愛する家族との久しぶりの団欒を楽しむが、素っ気なかった兄とついには言い争いが始まってしまう―。ドランの新たな境地がうかがえる予告編となっている。
映画『たかが世界の終わり』©Shayne Laverdiere, Sons of Manua
映画『たかが世界の終わり』マリオン・コティヤール(左)ヴァンサン・カッセル(右) ©Shayne Laverdiere, Sons of Manua
映画『たかが世界の終わり』レア・セドゥ ©Shayne Laverdiere, Sons of Manua
映画『たかが世界の終わり』
2017年2月11日(土)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、
YEBISU GARDEN CINEMA 他全国順次公開
愛が終わることに比べたら、たかが世界の終わりなんて「もうすぐ死ぬ」と家族に伝えるために、12年ぶりに帰郷する人気劇作家のルイ(ギャスパー・ウリエル)。母のマルティーヌ(ナタリー・バイ)は息子の好きな料理を用意し、幼い頃に別れた兄を覚えていない妹のシュザンヌ(レア・セドゥ)は慣れないオシャレをして待っていた。浮足立つ二人と違って、素っ気なく迎える兄のアントワーヌ(ヴァンサン・カッセル)、彼の妻のカトリーヌ(マリオン・コティヤール)はルイとは初対面だ。オードブルにメインとぎこちない会話が続き、デザートには打ち明けようと決意するルイ。だが、兄の激しい言葉を合図に、それぞれが隠していた思わぬ感情がほとばしる──。
監督・脚本:グザヴィエ・ドラン
原作:ジャン=リュック・ラガルス「まさに世界の終わり」
出演:ギャスパー・ウリエル、レア・セドゥ、マリオン・コティヤール、ヴァンサン・カッセル、ナタリー・バイ
配給:ギャガ
提供:ピクチャーズデプト、ギャガ、ポニーキャニオン、WOWOW、鈍牛倶楽部
後援:カナダ大使館、在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
原題:Juste la fin du monde/
カナダ・フランス合作映画/99分/カラー/シネスコ/5.1chデジタル
字幕翻訳:原田りえ
©Shayne Laverdiere, Sons of Manua