東京都八王子市の映画館、ニュー八王子シネマが2017年1月31日をもって閉館することが明らかになった。運営するニュー八王子ビル株式会社によると、劇場のあるニュー八王子ビルの老朽化に伴うビル建て替えにより、閉館が決定したことが発表された。なお、建て替え後の新しいビルに映画館ができるのかは現段階では未定の模様。
ニュー八王子ビル株式会社が運営いたします「ニュー八王子シネマ」は、劇場のございますニュー八王子ビルの老朽化に伴うビル建替えが決まり、1/31(火)をもちまして閉館とさせていただくことが決定いたしました。
“ニュー八王子”という劇場名は昭和22年(1947)につけられ、その後運営会社を変えつつも現在まで名前を残して運営いたしておりました。歴史ある劇場ではございますが、すでにビルの老朽化も著しく建直しが必要な時期が来ております。ここで建直しに合わせ閉館とさせていただきます。長年にわたり、「ニュー八王子シネマ」をご支援・ご愛顧いただきましたことを従業員一同心より御礼申し上げます。誠に有難うございました。
ニュー八王子シネマは1947年(昭和22年)に創業。その後運営会社を変えながら現在まで運営を続けてきたが、70年の歴史に幕を閉じることになる。
ニュー八王子シネマは、4Fのシネマ1(218席)、3Fのシネマ2(96席)、3Fのシネマ3(73席)、5Fのシネマ4(44席)と同ビルに4つのスクリーンを持ち、メジャーからアート系まで幅広い作品を上映してきた。現在は『シーモアさんと、大人のための人生入門』『奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ』『花芯』『種まく旅人 ~夢のつぎ木~』『ハートビート』『キング・オブ・エジプト』『怒り』『シン・ゴジラ』を上映している。
また閉館イベントについては、旧作上映と八王子に縁ある映画の上映が予定されているとのことだ。
ニュー八王子シネマ 公式サイト:http://www.new8.co.jp/