映画『聖なる呼吸：ヨガのルーツに出会う旅』より
国連が制定した世界中でヨガを楽しみ、体・心・社会の健康を育む日「国際ヨガデー」となる本日、映画『聖なる呼吸：ヨガのルーツに出会う旅』の公開決定が発表された。この作品は、9月3日（土）よりYEBISU GARDEN CINEMA、9月10日（土）より渋谷アップリンク、横浜シネマリン、千葉劇場ほか全国順次公開となる。
『聖なる呼吸：ヨガのルーツに出会う旅』は、いかにしてヨガが今日のように世界中で愛されるに至ったか、ドイツ人映画監督ヤン・シュミット＝ガレが、ヨガの起源に興味を抱き南インドを訪れ、“近代ヨガの父”ティルマライ・クリシュナマチャリア（1888～1989年）の軌跡を追ったドキュメンタリー。旅の中でシュミット＝ガレ監督は、クリシュナマチャリアの直弟子で現代ヨガの最大流派の一つであるアシュタンガーヨガの祖・Ｋ.パタビジョイスから太陽礼拝を学び、アイアンガーヨガの祖・Ｂ.Ｋ.Ｓ.アイアンガーからアーサナ（ポーズ）の指導を受ける。そして旅の最後に、クリシュナマチャリアの三男から“命を救うヨガ”を施される。
今やヨガ人口は世界で3億人と言われるが、20世紀初頭、インドでヨガは少数の年配者や僧侶だけにしか知られていなかった。当時、大学でヨガの実践と哲学を教えていたクリシュナマチャリアは、マイソール王国の君主に雇われ、身体能力を高めるための古典ヨガを発展させた新たなヨガの方式を確立し、これが現代ヨガの源流となった。『聖なる呼吸：ヨガのルーツに出会う旅』ではこうした歴史が、南インドの美しい風景と貴重な映像を交え綴られる。また、日本ヨガ界の第一人者、ケン・ハラクマが日本語字幕監修を担当している。
映画『聖なる呼吸：ヨガのルーツに出会う旅』
2016年9月3日（土）YEBISU GARDEN CINEMA、
9月10日（土）渋谷アップリンクほか全国順次公開
監督：ヤン・シュミット＝ガレ
出演：T.クリシュナマチャリアの子供たち、B.K.S.アイアンガー、K.パタビジョイス
2011年／ドイツ、インド／105分／カラー、モノクロ／英語、カンナダ語、テルグ語、タミル語
原題：Breath of the Gods
字幕監修：ケン・ハラクマ
配給・宣伝：アップリンク
公式サイト：http://www.uplink.co.jp/seinaru/
