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東京都 渋谷区

2016-04-26 10:00


27歳で去ったジャニスの新ドキュメンタリー公開

27歳で去ったジャニスの新ドキュメンタリー公開
映画『ジャニス:リトル・ガール・ブルー』より © 2015 by JANIS PRODUCTIONS LLC & THIRTEEN PRODUCTIONS LLC. All rights reserved

シンガーのジャニス・ジョプリンの最新ドキュメンタリー映画『JANIS:LITTLE GIRL BLUE』が、ザジフィルムズの配給、キングレコードの提供により『ジャニス:リトル・ガール・ブルー』の邦題で、2016年9月よりシアター・イメージフォーラムほか全国で公開されることが発表された。

1943年テキサスで生まれ、ビッグ・ブラザー&ザ・ホールディング・カンパニーのメンバーとして1967年のモンタレー・ポップ・フェスティバル出演をきっかけに一躍スターダムにのし上がったジャニス。その歌唱力を武器に、1969年のウッドストック・フェスティバルへの出演など精力的に活動し、60年代後半、公民権運動やベトナム反戦運動、ウーマンリブなどカウンターカルチャーが吹き荒れる激動の時代の象徴として大きな脚光を浴びた。しかし、1970年10月4日、アルバム『パール』のレコーディング中にヘロインのオーバードーズにより27歳の若さで死去した。

ジャニスにまつわるドキュメンタリーは、日本では1990年に公開された、ハワード・オーク&シートン・フィンドレイ監督による『JANIS』(1974年)や、70年の同名ツアーの模様を追った『フェスティバル・エクスプレス』(2003年)などが制作されてきた。本作は、遺族の全面協力によりバンドメンバーや親しい友人、昔の恋人、家族といった生前ジャニスの最も身近にいた人々からのインタビュー映像と、故郷を離れロックスターとして大きな注目を浴びるようになっても、変わらずにずっと書き続けていた両親や兄弟、恋人へのパーソナルな手紙を軸に、ロックスターとしてではなく、一人の女性としてのジャニス・ジョプリンを立体的に浮かび上がらせる内容になっているという。アーカイブ映像では、ジョン・レノン、ピンク、ジュリエット・ルイスなども出演。そしてシンガー・ソングライターのキャット・パワーことショーン・マーシャルがナレーションを担当している。

製作は、6月に監督作『ミスター・ダイナマイト:ファンクの帝王ジェームス・ブラウン』が公開となるアレックス・ギブニー。監督は、『フロム・イーブル~バチカンを震撼させた悪魔の神父~』のエイミー・バーグが務めている。




映画『ジャニス:リトル・ガール・ブルー』
2016年9月、シアター・イメージフォーラムほか全国順次ロードショー

監督:エイミー・バーグ
製作:アレックス・ギブニー
出演:サム・アンドリュー、ピーター・アルビン、デイヴ・ゲッツ(以上、ビッグ・ブラザー&ホールディング・カンパニー)、クリス・クリストファーソン、カントリー ・ジョー・マクドナルド、ボブ・ウィアー(グレイトフル・デッド)、デヴィッド・ドルトン(作家)、クライヴ・ディヴィス(コロンビア社長)、ディック・キャヴェット(TVタレント)、ローラ・ジョプリン(妹)、マイケル・ジョプリン(弟)他
アーカイブ映像:ジャニス・ジョプリン、オーティス・レディング、ジョン・レノン、オノ・ヨーコ、ピンク他
2015年/アメリカ/カラー/DCP/103分
原題:JANIS:LITTLE GIRL BLUE
配給・宣伝:ザジフィルムズ
提供:キングレコード
© 2015 by JANIS PRODUCTIONS LLC & THIRTEEN PRODUCTIONS LLC. All rights reserved

公式サイト


▼映画『ジャニス:リトル・ガール・ブルー』海外版予告編

映画『ジャニス:リトル・ガール・ブルー』抜粋映像「Letter Home Reveals Janis’ Greatest Ambition」

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