映画『オマールの壁』より
2005年の『パラダイス・ナウ』で自爆攻撃へ向かう若者たちを描き、ゴールデングローブ賞外国語映画賞を受賞、アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされたパレスチナ人監督ハニ・アブ・アサドによる新作『オマールの壁』が、2016年4月16日(土)より角川シネマ新宿、渋谷アップリンクにて公開されることが決定。併せて予告編、新ビジュアルも公開された。
▼映画『オマールの壁』予告編
『オマールの壁』は、壁に分断されたパレスチナで生き抜く若者たちのリアルを描いた衝撃作。
思慮深く真面目なパン職人のオマールは、監視塔からの銃弾を避けながら分離壁をよじのぼっては、壁の向こう側に住む恋人ナディアのもとに通っていた。長く占領状態が続くパレスチナでは、人権も自由もない。オマールはこんな毎日を変えようと仲間と共に立ち上がったが、イスラエル兵殺害容疑で捕えられてしまう。イスラエルの秘密警察より拷問を受け、一生囚われの身になるか仲間を裏切ってスパイになるかの選択を迫られる。
映画『オマールの壁』より
若者たちの日々を切実に、サスペンスフルに描いた今作は、カンヌ国際映画祭をはじめ、多数の映画祭で絶賛され、ハニ・アブ・アサド監督にとって2度目のアカデミー賞外国語映画賞ノミネート(パレスチナ代表)となった。スタッフは全てパレスチナ人、撮影も全てパレスチナで行われ、100%パレスチナの資本によって製作されている。
また本作についてマドンナは、2014年2月のアメリカでの劇場公開時に「この凄い映画を観るべき!」という激賞のメッセージをインスタグラムにアップしている。
▼マドンナのインスタグラムより、「See This Brilliant Film!」(この凄い映画を観るべき!)
映画『オマールの壁』
2016年4月16日(土)より、角川シネマ新宿、渋谷アップリンクほか全国順次公開
言葉もでない、涙もでない、感動を超えた何かの痕が心に刻まれる。
アップリンク設立29年。今、この映画を観てほしい。
世界を均質化する力と闘うために。
──アップリンク代表・浅井隆
監督・脚本・製作:ハニ・アブ・アサド(『パラダイス・ナウ』)
出演:アダム・バクリ、ワリード・ズエイター、リーム・リューバニ ほか
原題:OMAR
配給・宣伝:アップリンク
2013年/パレスチナ/97分/アラビア語・ヘブライ語/カラー
■全国共通・劇場鑑賞券 2016年2月6日(土)より発売
価格:1,500円(一般当日料金 1,800円のところ)
WEB&劇場窓口特典:海外ポスタービジュアル ポストカード
【オンライン販売】
メイジャー:
https://www.major-j.com/info.php?f=omarM20160205009
【販売劇場窓口】
[東京]角川シネマ新宿、渋谷アップリンク
[大阪]テアトル梅田
[名古屋]名演小劇場
公式サイト:http://www.uplink.co.jp/omar/
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