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東京都 新宿区

2015-04-01 20:07


ドラン精神病棟の失踪事件の鍵握る男に 予告公開

ドラン精神病棟の失踪事件の鍵握る男に 予告公開
▲映画『エレファント・ソング』より ©Sebastien Raymond

▲映画『エレファント・ソング』予告編

カナダ・ケベック州出身のグザヴィエ・ドランの主演作『エレファント・ソング』が6月6日(土)より公開、予告映像が解禁された。『わたしはロランス』『トム・アット・ザ・ファーム』そして4月25日(土)から公開される『Mommy/マミー』といった監督作だけに留まらず、俳優としても評価の高いグザヴィエ・ドランが出演を熱望した本作は、精神科病棟内で繰り広げられる心理劇だ。

ドランは今作の原作となるニコラス・ビヨンによる同名の戯曲に惚れ込み、プロデューサーのリチャード・グードゥローとレニー・ジョー・グードゥローに「この男は僕なんだ。僕自身だ。誰が監督することになっても、僕にこの役を任せてくれないか」と語ったという。

ストーリーは、ある日、一人の精神科医が失踪したところから始まる。手がかりを知るのは、彼の患者であるマイケルという青年だけだと分かり、院長のグリーンはマイケルから事情を聞こうと試みる。しかしマイケルは、ゾウやオペラについての無駄話で、話をそらすばかり。「母を殺した」「ローレンス医師から性的虐待を受けていた」など、嘘か本当かわからないようなことをほのめかし、グリーンを巧妙な罠に取り込んでいく。

人々を翻弄しつつも痛々しいまでに愛を求める青年マイケルをグザヴィエ・ドランが熱演。トビー・グリーン院長役のブルース・グリーンウッド、そして看護師長スーザン・ピーターソンを演じたキャサリン・キーナーら実力派俳優と共に緊張感あふれる会話劇を展開し、俳優としての底力を見せつけている。

今回公開された予告では、主人公マイケルが、殺人をほのめかしたり精神科医グリーンを巧妙な罠に取り混んでいく様がちりばめられ、先が読めない緊張感溢れるストーリーが描かれている。

▼映画『エレファント・ソング』ティーザーチラシ表
映画『エレファント・ソング』ティーザーチラシ表
▼映画『エレファント・ソング』ティーザーチラシ裏
映画『エレファント・ソング』ティーザーチラシ裏



映画『エレファント・ソング』
2015年6月6日(土)より、新宿武蔵野館、渋谷アップリンク他、全国順次公開

監督:シャルル・ビナメ
脚本:ニコラス・ビヨン
撮影:ピエール・ギル
編集:ドミニク・フォルタン
出演:グザヴィエ・ドラン(『トム・アット・ザ・ファーム』)、ブルース・グリーンウッド(『スター・トレック』)、キャサリン・キーナー(『カポーティ』)、キャリー=アン・モス(『マトリックス』)、ガイ・ネイドン、コルム・フィオールドン、ほか
配給:アップリンク
2014年/カナダ/100分/シネマ・スコープ/DCP

公式サイト:http://www.uplink.co.jp/elephantsong/
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