カルチャー・マガジン「STUDIO VOICE」が4月20日に復刊されることが2月5日、INFASパブリケーションズより発表された。
「STUDIO VOICE」は1976年9月に創刊、2009年8月6日発売の2009年9月号をもって休刊していた。その間、特別号として2012年に「MUSIC in CAR――音楽とクルマと僕」、2013年に「MY NAME IS BEAMS」が発行、ウェブマガジン「STUDIO VOICE ONLINE」も運営されていた。
約6年ぶりの本誌復刊について、マネージング・エディターの芦澤さんは「カルチャー誌不在というところがあったので、もう一回このタイミングで復刊しましょうか、となった運びです」とwebDICEの電話取材で答えた。
復刊にあたっては、20代向けのジャンルレスな現在のカルチャーシーンをヒト、モノ、コトからフォーカス。過去のリバイバルではなく、クリエイションが創出される場のリアルな声を発信していきたいとしている。
発行は年に2回。復刊号では、あえて細かな興味対象ジャンルを絞らず、あらゆる角度から読者がリーチできる誌面で、雑誌を読まない世代の共感を生む構成を考えているという。参加するクリエイターや作品をフラットに取り上げることで「何にフォーカスし、何を知るべきか」ということを体系的、断定的に伝えてくことをコンセプトに掲げ、新しいカルチャー誌のあり方を再定義していきたい、とのことだ。
ウェブとの連動については、芦澤さんは「検討中ですが、現時点では未定です」と語った。復刊号は680円で全国の書店で発売される。
■【WWD.COM】カルチャーマガジン「スタジオ・ボイス」が4月20日にリニューアル復刊（2015.2.5）
http://www.wwdjapan.com/life/2015/02/05/00015289.html
■STUDIO VOICE公式HP
http://studiovoice.jp/
