戦後アメリカン・ギターミュージックの礎となり、ジム・オルークはじめ多くのミュージシャンに影響を与えた伝説のギタリスト、ジョン・フェイヒィのドキュメンタリー映画が1日限りで本邦初公開される。
フェイヒィ自身の貴重なライヴ映像とインタビューを軸に、ピート・タウンゼント(The Who)、ジョーイ・バーンズ(Calexico)、クリス・ファンク(The Decemberists)など数多くの証言を交えて構成された、偉大なるギタリストへのトリビュートと呼ぶにふさわしい胸震える作品。
上映前には、二人のギタリスト、桜井芳樹(ロンサム・ストリングス、ストラーダ、グラノーラ・ボーイズ)と秋山徹次のソロライブも行なわれる。
—-
『ブラインド・ジョー・デスを探して – ジョン・フェイヒーの物語』
& LIVE(出演:桜井芳樹、秋山徹次)
■日時:2015年1月12日(月・祝)17:30開場/18:00開演
■会場:UPLINK FACTORY(渋谷区宇田川町37-18 トツネビル1F)
■料金:予約¥2,500 当日¥3,000(共に1ドリンク¥500別)
■予約:http://www.uplink.co.jp/event/2014/34666
■企画:Union Pole Tapes
■協力:安永哲郎事務室
■日本語字幕:倉田健次、ジェフ・フチーロ
【作品データ】
原題:In Search of Blind Joe Death – The Saga of John Fahey
監督:ジェイムス・カリンガム(58分/2012年制作)
公式サイト:https://tamarackproductions.squarespace.com/in-search-of-blind-joe-death-the-saga-of-john-fahey
【監督プロフィール】
James Cullingham /トロントのセネカ·カレッジでジャーナリズムに関する教鞭を取りながら、カナダ放送協会(CBC)のエグゼクティブプロデューサーを務めている。社会正義、政治、歴史、ポップカルチャーなどをテーマにしたドキュメンタリーの数々は世界各国で上映されており、カナダ国内の新聞、雑誌などでも多く取り上げられている。本作は15カ国で上映されたほか、英BBCやカナダ、アメリカのTVネットワークでも放送されている。
【監督インタビュー】
https://www.youtube.com/watch?v=VjDfzIdFA_8
「僕が映像作家として駆け出しだった1982年に、カナダのラジオ局でフェイヒィのドキュメンタリーを作ったのが、彼との最初の出会いだった。フェイヒィは実に魅力的な人物で、尊敬もしたし彼のユーモア感覚にも惹かれた。僕個人の視点から見たフェイヒィについて描くべきことがあった」