池袋に新たなシネコンが2017年にオープンすることが発表された。「シネマサンシャイン池袋」を運営する佐々木興業株式会社が、サンシャイン通りの「スポルト池袋」跡地に開業する。
この「東池袋1丁目新シネマコンプレックスプロジェクト(仮称)」は、敷地面積約1,837平方メートル、地上15階建て、B1~3階は商業施設、4~15階部分の映画館部分が12スクリーン・計2,600席の規模。首都圏ではチネチッタ(12スクリーン・3,180席)、シネマイクスピアリ(16スクリーン・3,152席)、シネマメディアージュ(13スクリーン・3,034席)といったシネコンに続く規模となる。
建物の最上階に位置する約600席の劇場には、高さ18メートル、幅26メートルのスクリーンを設置し、IMAXからさらに進化したレーザー技術によって巨大スクリーンで映写できる「次世代IMAX」の導入が決定。そのほか、前後左右や上下に動くモーションシートと水や風、香りなどのエフェクトが映画のシーンと連動する体感型のシステム「4DXR」、高さ方向を含む立体的な音響空間を生むシネマ音響システム「ドルビー・アトモス」、「ドルビー・アトモス」を再生するのに最適なスピーカーシステム「ヴィヴ・オーディオ」など、最新の映像・音響システムが導入されるという。
「東池袋1丁目新シネマコンプレックスプロジェクト(仮称)」は2015年に既存建物の解体工事を着手、2016年に本体建設工事の着工の後、2017年に竣工予定となっている。
[写真:プレスリリースより、「東池袋1丁目新シネマコンプレックスプロジェクト(仮称)完成予想図]