今週末12月14日に投開票が行われる第47回衆議院議員総選挙にあたり、イギリスのガーディアン紙が日本の読者から選挙について意見を募集している。
これは、ガーディアンがオープン・ジャーナリズムのために2013年4月に開設したオンライン・プラットフォーム「ガーディアン・ウィットネス」(Guardian Witness)で行われている。「ガーディアン・ウィットネス」はガーディアン側からのテーマに対し、ユーザーがそれに合うコンテンツを投稿するしくみ。
サイトでは『衆議院総選挙に向けて国内のムードは?』と題し、「今月14日に安部首相の発表した衆議院総選挙の投開票が行われます。日本に住んでいる方、投票に行く予定の方、あなたの意見と国内のムードについて、是非私たちに聞かせてください」と日本語で呼びかけている。
締切は12月11日(日本時間で12月12日午前9時)、現在英語での投稿が多いが、日本語でも投稿可能。
「国内のムードとしては、完全に保守化・軍国化の道をたどっていると思います」「私個人としては、自民以外の党に投票したいですが、ただでさえ地域差年齢差による一票の格差が大きい上に、今回野党は分裂し、死票となる可能性も高いため、投票には行きますが投票先は迷っている最中です」(『保守化と一票の格差、投票率低下』 )
「経済、外交、社会保障、安全保障を始めとした全ての面に於いて安倍政権および自民党を支持することができない」「特定秘密保護法の採決、集団的自衛権の行使容認のための憲法解釈はあまりにも独裁的だ。またそれらの法案について安倍は『説明をする』といいながら一度も公の場で説明をしていない」(『投票は行く、自民党以外に投票する』 )
【Guardian Witness】
What's the mood in Japan ahead of the election?
https://witness.theguardian.com/assignment/547ee9dfe4b042c2da5b0f07
▼投稿を呼びかけるガーディアン紙のツイート
日本にお住まいの方、投票に行く予定の方、今回の衆議院議員選挙に向けてのあなたの意見と国内のムードを是非私たちに聞かせてください。http://t.co/6CHDlKxJRT pic.twitter.com/EqQ5SSN0jl
— The Guardian (@guardian) 2014, 12月 9