メタリカのベーシスト、ロバート・トゥルージロがプロデューサーを務めたジャズ・ベーシスト、ジャコ・パストリアスのドキュメンタリー映画『JACO』が2015年の劇場公開とDVD化へ向け、現在クラウドファンドが行われている。
ジャコ・パストリアスは1970年代中盤より革新的なプレイ・スタイルとテクニックで注目を集め、1987年に35歳で夭折するも、その後も高い人気を誇っている。
音楽に特化したクラウドファンディング・サイトPLEDGE MUSICで11月7日よりプロジェクトがスタートしたこの映画は、『スコット・ウォーカー 30世紀の男』『ストーンズ・イン・エグザイル ~「メイン・ストリートのならず者」の真実』のスティーヴン・キジャックそしてポール・マルシャンが監督。スティング、ジョニ・ミッチェル、フリー(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)、ブーツィー・コリンズ、ウェイン・ショーター、ハービー・ハンコック、カルロス・サンタナといったミュージシャンのインタビューと、ジャコの未発表の映像により、彼の魅力と影響力を考察する内容となっている模様だ。
2015年1月8日まで行われている今回のプロジェクトへの協力者には、今後劇場公開やDVDリリースされる際に名前がクレジットされるほか、75万円の協力者にはハリウッドのスタジオでトゥルージロのプライベート・ギターレッスンを受けることができるなど、様々な特典が用意されている。
【PLEDGE MUSIC】Jaco: The Film
http://www.pledgemusic.com/projects/jacothefilm