ソニービジネスソリューション株式会社は10月6日、業務用ハーフインチVTRとハーフインチカムコーダーの全機種を、2016年3月末に販売終了することを発表した。
終了するのは、現在テレビ放送局や映像制作の現場で使われているHDCAM、HDCAM-SRシリーズ。リリースによるとソニーは「ワークフローの急速なファイルベース化が進んでいる昨今の状況を鑑み、今後はよりファイルベース製品の開発・販売に注力していく」としている。補修用部品の提供を含めた保守に関するサービスは2023年3月末まで継続予定。
なおソニーは、業務用ビデオテープは今回の販売終了の対象ではなく、引き続き販売を継続するとしている。
■【SONY プレスリリース】
ソニー製業務用ハーフインチVTRおよびハーフインチカムコーダー販売終了のお知らせ
http://www.sony.jp/professional/News/info/pb20141006.html
[写真:今回販売中止となるHDCAM-SRデジタルレコーダーSRW-5800]