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2014-07-09 19:33


体験を共有する映画館なくならない ノーラン監督

体験を共有する映画館なくならない ノーラン監督

最新作『インターステラー』公開を11月に控えたクリストファー・ノーラン監督が「ウォール・ストリート・ジャーナル」紙に寄稿し、クエンティン・タランティーノ監督による今年のカンヌ国際映画祭での「デジタル化は映画の死だ」という発言や、映画業界の未来について持論を展開している。

このなかでノーラン監督は、映画がデジタル化により人々にコンテンツのひとつとして利用されるようになることが、むしろ「時や現実の世界を超えて物語の体験を共有できる」という魅力を強調することになるので、映画館と製作会社の努力があれば映画館はなくなることはない、と主張。そして、フィルム・デジタル問わず撮影することができる、かつての基準が崩壊した現在こそ素晴らしい作品が生まれるはずだ、と新たなクリエイターにも期待を寄せている。

なお、ドキュメンタリー『サイド・バイ・サイド:フィルムからデジタルシネマへ』で描かれているように、ノーラン監督は熱心なフィルム派として知られている。

■【WALL STREET JOURNAL日本版】
映画館は生き残る=クリストファー・ノーラン(2014.7.9)
http://jp.wsj.com/news/articles/SB10001424052702304188504580018153711393826

■【WALL STREET JOURNAL】
Christopher Nolan: Films of the Future Will Still Draw People to Theaters(2014.7.7)
http://online.wsj.com/articles/christopher-nolan-films-of-the-future-will-still-draw-people-to-theaters-1404762696

■映画『インターステラー』公式HP
http://wwws.warnerbros.co.jp/interstellar/

■Blu-ray『サイド・バイ・サイド:フィルムからデジタルシネマへ』
http://www.amazon.co.jp/dp/B00D89MIGY/webdice-22

[写真:映画『サイド・バイ・サイド:フィルムからデジタルシネマへ』より、クリストファー・ノーラン監督]

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