声高に自国政府を批判し続ける中国人アーティストのアイ・ウェイウェイが、先週水曜日にインスタグラムに投稿した“足銃”ポーズの自撮り写真が、中国内外で大流行している。ポーズを真似て彼のフォロワーが投稿した写真は、今日までに数百件に及ぶ。
このポーズが何のメッセージかについて、アイ・ウェイウェイは明言していないが、最初に彼が投稿した画像のキャプションには「京城反恐系列」(北京反テロリズムシリーズ)とあった。
そのため、1960年代から北京のいたる場所で行われているプロパガンダに向けられた銃なのか、天安門事件25周年にちなんだものなのか、それとも米国の校内銃乱射事件あるいはサッカー・ワールドカップ開催反対のデモ隊に対するブラジル軍警察の暴力に言及しているのか、などさまざまな解釈がとびかっている。
■アイ・ウェイウェイのインスタグラム
http://instagram.com/aiww
■ザ・ワシントン・ポストより
http://www.washingtonpost.com/blogs/worldviews/wp/2014/06/16/ai-weiweis-fake-leg-guns-become-chinese-internet-meme/