「BANANA FISH」などで知られる吉田秋生のコミック「海街diary」が是枝裕和監督で2015年初夏に実写映画化されることが発表された。
小学館「月刊フラワーズ」連載中の「海街diary」は、第11回文化庁メディア芸術祭 マンガ部門優秀賞、マンガ大賞2013を受賞した人気作品。その映像化に挑むのは『そして父になる』で昨年の第66回カンヌ国際映画祭 審査員賞を受賞し、世界中から注目をあつめた是枝裕和監督。
■監督:是枝裕和 コメント
原作モノの映画化に心動き、心躍ることは少ないのですが、この作品は、一巻目を手にした瞬間からどうしても自分の手で映画にしたいと思い続けていました。光と闇の散りばめられた四姉妹の物語に出会えたこと。そして、念願かなってその映画化に監督として関われること。今、このふたつの喜びを噛みしめているところです。
■原作者:吉田秋生 コメント
映像化のお話はいろいろいただいていましたが、一番に手を上げて下さっていた是枝監督にお任せすることにしました。私自身、是枝監督の処女作品からのファンでしたし。スクリーンの香田姉妹、私も会うのが楽しみです。
映画『海街diary』
配給:東宝・ギャガ
(C)吉田秋生/小学館