4月25日に大阪地裁が無罪判決を言い渡した大阪のクラブNOONをめぐる風営法違反訴訟について、5月7日、大阪地検が一審の無罪判決を不服として大阪高等裁判所に控訴した。それに対し元経営者の金光正年氏と弁護団は「高裁も完全勝利する」とコメントしている。
この事件は、2012年4月に大阪のクラブNOONが無許可で客にダンスさせたとして風営法違反により摘発。金光正年氏ほか同店のスタッフ8人が風営法違反罪(無許可営業)で逮捕された。4月25日の判決で「店側が客に性風俗を乱す享楽的なダンスをさせていたとするには合理的な疑いが残る」として無罪となった。
今回の控訴に対し弁護団長の西川研一をはじめとする弁護団は強く抗議。「ダンスを指標として性風俗秩序を統制しようとする現行風営法の不合理性を改めて主張・立証し,再び無罪の判断を得るべく,最善を尽くすことを宣言する」とコメントしている。
【NOON TRIAL SUPPORT】検察官控訴に対する弁護団コメント
http://noon-trial.com/article/413.html
【webDICE】
[TOPICS]クラブNOON風営法違反訴訟に無罪判決(2014-04-25)
http://www.webdice.jp/topics/detail/4180/
[DICE'S EYE]無罪となったNOON風営法訴訟、判決文全文掲載(2014-05-03)
http://www.webdice.jp/dice/detail/4176/
[写真:NOON TRIAL SUPPORTのページより]