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cinema

2013-09-27 15:36


肥田医師の映画クラウドファンディング10/1締切

肥田医師の映画クラウドファンディング10/1締切

昨年日本で公開された『核の傷:肥田舜太郎医師と内部被曝』のマーク・プティジャン監督が、現在、再び肥田医師を追ったドキュメンタリー『HiroshimaからFukushima:肥田舜太郎医師95歳の肖像』を製作中で、10月1日(火)24:00までクラウドファンディングで資金を募っている。

【モーション・ギャラリー】
https://motion-gallery.net/projects/doctor-hida

今年96歳になるの肥田舜太郎医師は、軍医少尉として広島陸軍病院に赴任中、原爆に被爆。直後から被爆者救援・治療にあたり、現在に至るまで被爆者治療と核廃絶運動に献身している。

フランス人監督のマーク・プティジャンは、肥田医師の著書『広島の消えた日』の仏語訳を読み、米国と日本政府による内部被曝の隠蔽を知る。その実態を訴え続ける肥田医師の姿を2005年に日本で撮影し『核の傷』として発表、これまでに世界十数カ国のテレビでも放送されている。

■映画『核の傷:肥田舜太郎医師と内部被曝』公式サイト
http://www.uplink.co.jp/kakunokizu/abouth.php

そして2011年の福島原発事故後、肥田医師が以前にも増して日本全国で内部被曝についての講演を行っていることを知り、再びその姿を記録しておかなければという思いにかられたという。2012年に撮影され今年12月に完成予定の『HiroshimaからFukushima:肥田舜太郎医師95歳の肖像』では、3万の米軍兵が常駐する沖縄へ講演に訪れる肥田氏も追っている。

「『HiroshimaからFukushima:肥田舜太郎医師95歳の肖像』は、自由にかかわる映画である。まず肥田舜太郎医師の自由な言論。彼は国家に対し、国民の健康を守る責任を強く詰問し、戦後の日本におけるアメリカの圧力を告発する。(略)この映画を完成させ、パリや東京をはじめとする世界各地で上映することで、福島原発事故の犠牲者達への連帯を表明したい。そしてまたフランス人たちを核の廃絶に向けて駆りたてることを望んでいる。」──マーク・プティジャン

▼『HiroshimaからFukushima:肥田舜太郎医師95歳の肖像』予告編


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