シンコーミュージック・エンタテイメントが発行する音楽雑誌CROSSBEAT(クロスビート)が休刊を発表した。CROSSBEATは1988年創刊、今年7月に創刊25周年記念特別号を発売、8月20日に9月号を発行したが、その当日、公式Twitterで【お知らせ】として9月18日発売号を最後に、月刊誌としての休刊と、今後は不定期でのムック・書籍刊行を中心に、情報発信はウェブで行なう形へとシフトしていく予定と発表した。
webDICEが編集部に電話で確認したところ、CROSSBEAT ROOMの播磨秀史さんは、休刊の原因については「CDの売上がどの程度の意味を持つかは分からないですけど」と前置きしつつも、洋楽と邦楽のシェアがもっとも売れていた90年台の30パーセントから現在10パーセントを切っているという洋楽低迷の状況や、広告収入の減少など「いろいろな複合的なことだと思います」と回答。
今後の編集部の体制については未定とのことだったが、CROSSBEAT誌の名物的企画で、「安定して動く号でした」という夏フェス速報号や年間ベスト号などはムックとして継続していく。
[写真:CROSSBEAT 2013年9月号表紙]
■CROSSBEAT公式Twitter
https://twitter.com/Crossbeat_JP
■シンコーミュージック・エンタテイメント公式HP
http://www.shinko-music.co.jp/main/ProductDetail.do?pid=2132291309
■【Amazon】CROSSBEAT 2013年9月号
http://www.amazon.co.jp/dp/B00ED1QZXS/webdice-22