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2013-05-31 22:00


米で遺伝子組み換え小麦 日本入札外す対応

アメリカ西部オレゴン州の農場で、モンサント社の販売用の生産は認められていない遺伝子組み換え小麦が見つかったと報道された。

アメリカ農務省によると、モンサント社は農薬の影響を減らすために遺伝子を組み換えた小麦をオレゴン州など全米各地で許可をとって一時試験栽培していた。世界的な反対を受け2005年に中止されていたが、今年の4月、農家が農場の中で偶然、見つけた小麦についてオレゴン州立大学の研究員が検査した結果、遺伝子組み換えであったことが特定されたという。

オレゴン州の小麦の90%は日本やヨーロッパに輸出されており、日本の農林水産省が同州で生産された小麦を政府の買い入れ入札から外すことを決定したほか、欧州連合(EU)も米国から輸入された小麦の検査を強化することを明らかにした。

モンサントをはじめとするグローバル企業による遺伝子組み換え作物の問題と原子力エネルギーの関連に迫るドキュメンタリー映画『世界が食べられなくなる日』が6月8日(土)より公開される。

【ロイター】米国で未承認の遺伝子組み換え小麦、日本は入札から外す(2013.5.30)
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE94U01J20130531

■『世界が食べられなくなる日』公式HP
http://www.uplink.co.jp/sekatabe/

▼『世界が食べられなくなる日』予告編


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