カリフォルニア州で遺伝子組み換え食品の表示義務の是非を問う住民投票が行われ、賛成44.8%、反対55.2％で否決された。「Prop（＝Proposition 住民投票事項）37」と呼ばれるこの法案については投票前から賛否の論争が白熱。表示義務が可決されれば全米初であったが、モンサント社など大手食品・バイオ企業が反対キャンペーンを展開。モンサント社はこのキャンペーンに800万ドル（約6億3000万円）を超える巨額を投じ、反対派は総計4600万ドル（約36億5000万円）を費やしたという。
一方、表示賛成派にはMercola Health Resourcesほか団体から総計920万ドル（約7億3000万円）の寄付があった（2012年11月6日時点）。
［写真：Prop 37のキャンペーンにあたり、賛成派・反対派がそれぞれ使った金額を示す図］
【Voter's Edge】
http://votersedge.org/california/ballot-measures/2012/november/prop-37/funding
【朝日新聞】
遺伝子組み換え表示の義務化否決 米カリフォルニア州（2012.11.7）
http://www.asahi.com/international/update/1107/TKY201211071013.html
【webDICE】
「モンサントの遺伝子組み換え食品に毒性の疑い」ルモンド紙報じる（2012.10.1）
http://www.webdice.jp/dice/detail/3664/
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9月1日から日本で公開されているドキュメンタリー映画『モンサントの不自然な食べもの』は、渋谷アップリンクでロングラン上映中のほか、全国各地へ上映を広げている。
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