六本木ヒルズをメイン会場に10月20日(土)から28日(日)まで開催される第25回東京国際映画祭の記者会見が、本日、六本木アカデミーヒルズタワーホールで開催、各プログラムの上映作品が発表された。このなかのWORLD CINEMA部門で、キアヌ・リーブスが企画製作しナビゲーターを務める、デジタルシネマの現在と未来を探るドキュメンタリー『サイド・バイ・サイド:フィルムからデジタルシネマへ』の出品が決定した。東京国際映画祭での上映の後、アップリンク配給により今冬劇場公開される。
この映画は、およそ100年間の映画史において、唯一の記録フォーマットであったフィルムに代わり、過去20年間のデジタルシネマの台頭により、今やフィルムは消えつつある現状をもとに、デジタルとアナログが並存する現在を概観しながら、映画におけるデジタル革命を検証していくドキュメンタリー。
長年、俳優として表舞台に立つ一方、スクリーンの裏側でプロセスの変遷を見てきたキアヌ・リーブスが、自らホスト役となり、巨匠監督と映画関係者へのインタビューを通じて、映画史の過渡期である今を切り取っている。
マーティン・スコセッシ、ジョージ・ルーカス、ジェームズ・キャメロン、デヴィッド・フィンチャー、デヴィッド・リンチ、クリストファー・ノーラン、スティーヴン・ソダーバーグほか当代きってのハリウッドの大物監督たちと、撮影監督、編集技師、カラーリスト、特殊効果技師をはじめとする映画制作者たちの貴重な証言から、映画制作の未来を探る内容となっている。
[写真:『サイド・バイ・サイド:フィルムからデジタルシネマへ』より]
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映画『サイド・バイ・サイド:フィルムからデジタルシネマへ』
キアヌ・リーブス製作によるデジタルシネマの未来
今冬、全国順次公開
監督:クリス・ケニーリー
プロデューサー:キアヌ・リーブス、ジャスティン・スラザ
撮影監督:クリス・キャシディ
出演:キアヌ・リーブス、マーティン・スコセッシ、ジョージ・ルーカス、ジェームズ・キャメロン、デヴィッド・フィンチャー、デヴィッド・リンチ、クリストファー・ノーラン、スティーヴン・ソダーバーグ、ラナ&アンディ・ウォシャウスキー、ラース・フォン・トリアー、ダニー・ボイル
配給・宣伝:アップリンク
2012年/アメリカ/99分/英語
■第25回東京国際映画祭作品紹介ページ
http://2012.tiff-jp.net/ja/lineup/works.php?id=157
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▼『サイド・バイ・サイド:フィルムからデジタルシネマへ』海外版予告編