ドイツのテレビ局ZDFが2012年03月08日に放送した『福島の嘘』が日本語字幕をつけられてネットにアップされ多くの人が視聴している。
日本のテレビ局は絶対行わない立入禁止区域の中で取材を敢行し、サンフランシスコで福島原発の点検を行っていたエンジニアに取材し、なんと蒸気乾燥機の向きが反対に取り付けられていた事を発見し指摘するが、そのこと隠蔽することを東電に強要されたことの証言をとり、また原発で働くエンジニアリング会社社長に原子力村のことを語らせるなど、日本のテレビ局では行え事をやっている。
というか、日本のテレビ局はなぜ、このレベルの番組を作れないのか。
仮に作れないとしたら、ZDFの番組で証言した人を週刊誌でも新聞でも後追い取材しないのか。
管元首相はどうして海外メディアには雄弁に答えるのか、なぜ日本国民に事故の当事者として発言をしないのか。
と疑問がわいてくる番組です。まだ見ていない人は一見の価値ありです。
先日、都内で開催されたアジアンサイド・ドックという世界のテレビドキュメンタリーを製作している人たちの催しに参加した。
中国のレアメディアの代表の人は「もうエンタメばかりのテレビからおさらばしてハードラインののドキュメンタリーを皆さん作りましょう。ドキュメンタリーは精神を伝えるツールです。私たちはアジアのディレクター、プロデューサーに資金を提供してよりよい社会を目指すドキュメンタリーの計画を発表します」とスピーチしたあと、日本のテレビプロデューサ協会の方が。「今の計画にエールを送りたい、ただ今の日本ではできません。その理由はここでは申し上げませんが」と情けなさ過ぎるスピーチを行った。
ドイツZDFテレビ 「フクシマのうそ」TV番組と書き起こし
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