ニール・ヤングが1月30、31日にカリフォルニアのラグナ・ニゲルで開催された会議D:Dive Into Mediaで、音楽シーンに流通するMP3などのデジタルデータにおける音質の悪さについて苦言を呈した。
「わたしの目標は、過去50年間実践してきたアートフォームを救出すること」とするヤングは、現在のデジタル時代においてMP3は元のデータの5パーセントしか再現できないと述べ、「スティーブ・ジョブズはデジタルの世界ではパイオニアだったが、家ではレコードを聴いていた」と、デジタル音楽革命を主導した人物がプライベートではアナログ・レコードを好んでいたことに言及した。
ヤングの発言は以下のD:Dive Into Mediaサイトのビデオで観ることが可能。
【D:Dive Into Media】Neil Young’s Music Rescue Mission (Video)
http://allthingsd.com/20120131/neil-youngs-music-rescue-mission-video/
【WIRED日本版】ニール・ヤングはなぜMP3を嫌うか(2012.2.14)
http://wired.jp/2012/02/14/why-neil-young-hates-mp3-and-what-you-can-do-about-it/