二年に一度開かれ、今年は10月6日から13日に開催される山形国際ドキュメンタリー映画祭のコンペティション作品15本が発表された。
アップリンクで配給する作品『NOSRALGIA FOR THE LIGHTS』がエントリーされている。邦題を『光、ノスタルジア』とされていた。
この作品は標高3,000メートルのチリ・アタカマ砂漠に天文台の話とその高原がピノチェト軍事政権下の弾圧の地だったことを語っていく。宇宙時間の中の人間の営みは全くはかないものだが、それが個人に取ってはいかに重要な時間であるかを哲学的語り口と美しい天文の映像で綴られて行く。