自転車ロードレースのツール・ド・フランスで7連覇を達成したランス・アームストロングが禁止薬物を使用していたと、元同僚が明らかにした。
アテネ五輪金メダリストのタイラー・ハミルトンが22日に放送されるアメリカCBSテレビのドキュメンタリーテレビ番組「60ミニッツ」で発言。「アームストロングはわれわれみんなと同じようにEPO(禁止薬物のエリスロポエチン)、テストステロン、血液ドーピングを受けていた」と語った。
ハミルトン自身は長年に渡って薬物使用を否定していたが、最終的には使用を認め、アテネ五輪男子個人ロードタイムトライアルで獲得した金メダルを返上したことも報じられている。
アームストロングは一貫して薬物使用を否定している。
自転車=「アームストロングは薬物を使用」、元同僚が告発(ロイター 2011.5.20)
http://jp.reuters.com/article/sportsNews/idJPJAPAN-21210320110520
CBSニュース「60ミニッツ」の配信版「60ミニッツ・オーバータイム」記事
http://www.cbsnews.com/8301-504803_162-20064406-10391709.html
2011年6月4日(土)より渋谷アップリンクで開催される特集上映「サイクルロードレースの世界」は、ツール・ド・フランスに出場するチームの舞台裏、選手の日常を追ったドキュメンタリー3作品を上映。華々しい栄光の影にある、プロチーム運営の難しさやドーピング問題への取り組みなどが描かれている。
『サイクルロードレースの世界』公式HP
http://www.webdice.jp/cycle/
▼『サイクルロードレースの世界』予告編