2月10日より開催されている第61回ベルリン国際映画祭で瀬々敬久監督の『ヘヴンズ ストーリー』が国際批評家連盟賞(FIPRESCI prize)を獲得した。
『ヘヴンズ ストーリー』は、ベルリン国際映画祭フォーラム部門に正式出品。4時間38分という異例の超長尺の上映時間にもかかわらず全3回の上映がすべてソールドアウトとなる人気ぶりだった。
瀬々監督は「小さな思いが結集して大きな力になって世界まで届くことが出来たと考えるだけで、大変嬉しい」「日本のこの10年間を事件を通して描き、日本人の僕たちがどう生きるべきかを考えながら作ったこの映画が、世界の場で上映され評価をいただいたことを感慨深い」とコメントした。
本作の受賞で、ベルリン国際映画祭での国際批評家連盟賞の受賞は、2009年『愛のむきだし』(園子温監督)2010年『パレード』(行定勲監督)に続き3度目。
全国各地でのアンコール上映も決定しているなか、東京では、3月5日(土)より渋谷アップリンク・ファクトリーで上映が決定。連日11:30から上映で、料金は当日一般2,300円、3月からスタートするアップリンクの新会員制度を利用すると1,800円で鑑賞できる。
■アップリンク・ファクトリー『ヘヴンズ ストーリー』上映情報
http://www.uplink.co.jp/factory/log/003878.php
■『ヘヴンズ ストーリー』公式サイト
http://heavens-story.com/