第83回アカデミー賞の外国語映画賞のノミネート最終候補9作品が発表され、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督やゴールデン・グローブ外国語映画賞を獲得したスサンネ・ビア監督らの作品とともに、中島哲也監督『告白』が選出された。また第63回カンヌ国際映画祭パルム・ドールのアピチャッポン・ウィーラセタクン監督(タイ)『ブンミおじさんの森』は候補から外れた。
今回『告白』がアカデミー外国語映画賞を受賞すれば滝田洋二郎監督の『おくりびと』(第81回/2009年)以来。1月25日にこの9作品のなかからノミネーション5作が選ばれる。
『Biutiful』[原題](アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督/メキシコ)
『Incendies』[原題](デニ・ヴィルヌーヴ監督/カナダ)
『Outside the Law』[原題](ラシッド・ブシャール監督/アルジェリア)
『In a Better World』[原題](スサンネ・ビア監督/デンマーク)
『Dogtooth』[原題](ヨルゴス・ランスモス監督/ギリシャ)
『告白』(中島哲也監督/日本)
『Life, above All』[原題](オリバー・シュミッツ監督/南アフリカ)
『Even the Rain』[原題](イシアル・ボリャン監督/スペイン)
『Simple Simon』[原題](アンドレアス・オマーン監督/スウェーデン)
http://www.hollywoodreporter.com/news/biutiful-world-foreign-language-oscar-73424