『オールド・ボーイ』(2003年)『渇き』(2009年)などの作品で知られる韓国のパク・チャヌク監督が、新作のファンタジー・ホラー『Paranmanjang』(原題)の全編をアップル社のiPhoneで撮影したと明かした。
今作は弟で映像作家のパク・チョンギャンと共同制作した30分の短編。1億5000万ウォン(約1150万円)の予算で、iPhone4を使用して撮影された。
iPhoneにレンズを装着することで通常の映画と遜色ない撮影ができ、さらにいくつかのカメラを使うことで、多様なアングルや編集が可能になったという。「軽いし小さいし、世界中の誰もが使っている。iPhoneで映画を作るのはいくつもの利点がある」と監督は語っている。
『Paranmanjang』は1月27日より韓国の映画館で公開される。
2011-01-12 11:38