先日、シネマライズが原点に戻り1館体制で運営へ以降と報じたが、6月で閉館となる現在のシネマライズ地下と、ライズXのその後が、スペースシャワーネットワークがプロデュースするライブハウスになる事がシネマライズのプレスリリースにより発表された。
スペースシャワーに確認したところ、ライブハウスの詳細の発表は5月6日になるとのことだが、この秋オープンの予定で、スペシャ初のライブハウス運営になるという。
先頃松竹系の映画館の後にオープンした『プレジャープレジャー』はアダルトオーディエンスをターゲットにした映画館の椅子を利用した椅子席のライブハウスだが、スペシャ・プロデュースのライブハウスはスタンディングのライブハウスになる模様。渋谷のハコではクワトロが800人程度だとすると、それより少し小さい規模のハコになると思われる。
2階のシネマライズ、地下のライブハウス。映画と音楽というカルチャーを渋谷で発信するビルになるということで、映画館の閉館は残念だが、ビルの経営としてはカルチャーに特化した攻めの経営判断だと思われる。
スペシャとしては、出版・レコード会社のPヴァイン、レコード流通のバウンディを系列会社に持っているので、これで、ライブハウス持てば、収録や中継も行え、音楽に特化したビジネスをさらに押し進める形ができるといえるだろう。
2010-04-30 13:25