フランスの映画監督でヌーヴェルヴァーグの名匠として日本でもファンの多いエリック・ロメールが2010年1月11日永眠した。享年89歳。1951年に創刊された批評誌カイエ・デュ・シネマにおいてジャック・リヴェットやジャン=リュック・ゴダール、フランソワ・トリュフォー、クロード・シャブロルらその後のフランス映画を代表する映画監督となる人物たちとととも執筆。その後映画作家としても1959年の『獅子座』を皮切りに晩年まで精力的に制作を行った。日本では80年代から90年代にフランス映画やミニシアター・ブームとともに『海辺のポーリーヌ』(1983年)や『緑の光線』(1986年)、『四季の物語』シリーズなどが相次いで公開され、そのウィットに富んだ筆致が高い人気を誇った。
仏映画監督のエリック・ロメール氏が死去(SANSPO.COM)
http://www.sanspo.com/geino/news/100112/gnj1001120906015-n1.htm