BRUTUSまで農業特集か、いま農業がきているな思った人も多いのでは。
テレビでもギャル社長やら渋谷で田植えやら、やたらと農業がらみの番組が増えていますが、
農水省の予算30,452,940円でまるごと1冊作られていたのがBRUTUSの「みんなで農業」特集。
農水省とマガジンハウスの間に入った代理店は多分電通らしいです。
記事広告ならきちんと読者にその旨を伝えるのがモラルだと思いますが、編集長の編集後記を読む限り伏せられて編集。
【BRUTUS みんなで農業特集 編集後記はEDITOR'S NOTEをクリック】
http://magazineworld.jp/brutus/656/
まあ、食料自給率40%以下の日本、これで農業に注目が集まる事はいいことだと思います。
そして、そのことを紹介したブログからの農水省へのリンク先はなぜか削除されています。
ちなみに同じく農水省のメルマガのバックナンバーには
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e‐普及だより第57号(通算689号)平成21年2月
編集・発行 農林水産省生産局技術普及課
☆一般の週刊誌や月刊誌で農業関連の特集が掲載されています
失業者の雇用対策などで農業が注目される中、一般の週刊誌や月刊誌においても、
農業関連の特集が掲載されることが多くなっています。
最近では、以下のような雑誌でなかなか興味深い記事が掲載されていましたので、
書店等で目にした場合には、一度読んでみてはいかがでしょうか。
○ブルータス2月1日発売号(出版社:マガジンハウス)
「みんなで農業」
○週間ダイヤモンド2月23日発売号(出版社:週間ダイヤモンド社)
「農業がニッポンを救う」
○エコノミスト3月3日特大号(出版社:毎日新聞社)
「ニッポン農業再生」
○週刊ポスト2月27日号(出版社:小学館)
「大地と共に暮らす「就農族」という新しい生き方」
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と自分がスポンサーになったということは記さずに民間が勝手に特集したような紹介です。
他の雑誌も農水省の予算でページ作っているのでしょうか。
さて、アップリンクでは『未来の食卓』というフランスの小さな村が小学校の給食と高齢者の宅配弁当を全てオーガニックにしようと挑戦する模様を描いたドキュメンタリーをこの夏上映します。
映画のパンフレット製作にもコストがかかるので
まずノートに「農業」と書いてみました。
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気流舎のブログで BRUTUSによる農水省の世論操作が書かれている
http://www.kiryuusha.com/blosxom.cgi/books/090206a.html