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ユリイカ2009年4月臨時増刊号 総特集=坂本龍一 1300円
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デジタル・テクノロジーの進歩は世界の誰もが後ろに戻す事はできない。
ならば、そのデジタル・テクノロジーを肯定的にあるいは実験的に取り入れる方が面白い。
同時にデジタル・テクノロジーの進歩はプロフェッショナルと素人の階級をフラットにする。
アマチュアは今迄プロが使用していたテクノロジーを同様に使う事でクリエイティブの面白さを獲得し、プロは、才能の規制緩和、流通のフラットかの果てにさてどうやってプロとしての自覚をもってその世界で喰っていけるのかと考える。
坂本龍一:
音楽で食べていくのは凄く難しい時代です。コンテンツはもはやほとんどタダになりつつありますし業界的にも斜陽です。でもおもしろいのが、常識的に考えるとお金にならない業界には優秀な人は集まってこないはずなのに、MySpaceなんかをみるとおもしろい人が沢山いる。全部タダだからお金にはならないんだけど若い子が沢山いるし、コンテンツの数も膨大にある。セールスという意味ではじり貧ですけれど、音楽全体としてみたときには豊かになっている。