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2009-05-05 14:27


超民主主義の時代へ ジャック・アタリ

5日朝、NHKの『はげたか』という企業乗っ取りドラマの後に、編成されていた番組、

ジャック・アタリ 緊急インタビュー「第2回 世界を襲う5つの波」

が示唆に富んでいた。

楽観的か悲観的かという問いに

「私は、例えて言うならサッカーのプレイヤーのようなものです。試合を見ている観客は試合の展開によって楽観的になったり、悲観的になったりします。ただ、プレイヤーは試合中そのような感情をいちいち持っていられません。プレイをしている人間がとる行動は、自分のチームと相手チームが起こす試合展開に対応し常にどうすれば最善かを考える事です。そしてプレイヤーの目的はただひとつ勝つ事です」

かなりいい加減な記憶をたよりに言い換えてありますが、まあそのような事をインタビューの最後に言っていた。

ちなみに彼は、アフリカなどで数万円単位の小額の融資システムを考案し実行している。
無償の援助やボランティアではなく、資本主義のシステムを使ったビジネスによす支援。
番組ではナレーションでさらっと言っていたが金利は13%だという。

この金利は貸し手側のリスクが高いのでしょうがないのだろうが、日本の中小企業の借金で考えると高い、というか日本の消費者金融並み。

さらにアタリ氏は今後栄える産業として

「エンターテインメントと保険です。エンターテインメントは人々が浮き世を晴らすため、保険は今後起こりうるリスクを人々が心配になるからです」

というような事を言っていた。

少なくてもエンターテインメント映画のみがヒットする時代はもう来ている。

同じく番組を見ていた人のブログがあったので最後のアタリ氏の発言を採録してあったのでリンクを張っておきます。

再放送があったらもう一度みたい。

マナスヒーリングセンター blog
http://manushealing.asablo.jp/blog/2009/05/05/4286986

キーワード:

NHK / ジャック・アタリ


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