この問題の背景を毎日新聞が解説。
大塚愛、倖田來未ともCDはエイベックスからリリースしている。
「公取委幹部によると、後発業者「イーライセンス」(東京都港区)が06年10月、人気歌手・大塚愛さんの新曲「恋愛写真」や倖田來未さんの曲など67曲の著作権管理契約に成功した。だが追加支出を嫌った放送局側が曲を流さず、06年12月末まで使用料を無料にせざるを得なかった。放送されないとCD売り上げにも響きかねないからだ。無料期間が終わると、放送回数激減が予想されるため、イー社は同12月、レコード会社から契約を解除されてしまった。努力してもガリバーに踏みつぶされる現実。公取委が厳しい態度で臨んだ理由はそこにある。ただ現在の契約手法自体は違法と認定されておらず、改善されるかどうかは不透明だ。JASRACや放送局側がどのような姿勢で臨むのかにかかっていると言えよう」
JASRAC:公取委排除命令 JASRAC、争う姿勢 作曲家は歓迎