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2009-02-25 08:29


独占禁止法違反で公正取引委員会JASRCに排除命令

テレビ、ラジオ局はJASRACと包括契約と言われる契約を結んでおり、総売上の1.5%を払うことでJRACが管理する楽曲を使い放題で放送できる。
包括契約は、局側にとってその著作権の処理の簡便さにメリットがある。

ではどうやって著作権者に著作権料は配分されるのか。
実は1週間だけサンプル調査をする週があり、そのデータを元に巨額の著作権料が分配されるという。その1週間に放送されなかった曲の著作権者には何も分配されない。

一方、JASRACに対抗する著作権管理会社イーライセンスは、放送した全曲をテレビ局などは記録し、そのデータによって徴収した著作権料を分配する。

でも、そうするとその記録作業が面倒なので、イーライセンスが管理する曲はテレビ局などで使用されなくなる。

で、JASRACの管理曲だけが使用されるという独占状態が続く。

今回の排除命令でメリットがあるのが、著作権者とイーライセンスそして、音楽ファン。

JASRACの音楽著作権管理、排除措置命令へ 公取委
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20090225AT1G2403X24022009.html

詳しく解説されているページ/JASRAC・立ち入り検査の真意はどこに?
http://it.nikkei.co.jp/internet/news/index.aspx?n=MMIT0g000027052008&cp=1

キーワード:

JASRAC / 著作権


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