リメイク権が売れて喜んでいるようじゃダメとAFMのディレクター、ジョナサン・ウルフ氏がバラエティジャパンの取材に答えている。
「一般的に“アートハウス映画”といわれる作品を楽しむ中高年層ではなく、10代の若者層に向けてマーケティングをするべき。ティーン誌の表紙を飾るようなカリスマ性とインタビューに答えられるだけの英語力を備えた俳優が登場し、プロデューサーたちはハリウッドからのリメイク・オファーを断り、作品自体は現地の言葉のまま字幕付きで上映する。それが実現できたときこそ、“外国語映画産業におけるバラク・オバマの誕生”と言えるだろう」
アメリカにリメイク権を買われて、ハリウッドスターが出演する事になって、さすがと思う作品はこれまでにない。さらに、リメイクされる事を喜ぶのはなんとも植民地的な発想で卑屈なことだと思っていたが、こうもはっきりとしかも映画ビジネスの中心で行われるAFMのディレクターに指摘されるとは。
AFMディレクター「外国語映画界のオバマ誕生」求む
日米バイヤー数減&製作本数減もアジア映画に期待
http://www.varietyjapan.com/news/business/2k1u7d00000g564z.html
企画的にはこういう方法もあり。
“閉所恐怖症ホラー”AFMで爆発的セールス
“Paranormal Activity”日本からも続編含め4社がオファー
http://www.varietyjapan.com/news/business/2k1u7d00000g569e.html
日本は、多分製作費の何倍もの値段で買うんだろうな。なら作るしかない。