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9月

29

終了Tokyo Art Research Lab「Creators and Law—Creative Projectのためのリーガル・デザイン」

  • 日程
    2012年09月29日

  • 時間
    13:00

  • 会場
    東京文化発信プロジェクトROOM302(東京都千代田区外神田6-11-14 [3331 Arts Chiyoda 3F])

クラウドファンディング、コワーキングスペースなどの開かれた新しいプラットフォームにより、クリエイティブな集団の活動が社会的にインパクトを与えることが日常になりました。その反面、規模を拡大したプロジェクトを支えるために必要な法的知識は多様化・高度化しています。本シリーズでは、クリエイターへのインタビューを元に、著作権法や不動産関連法、風営法など、プロジェクトの遂行に避けられない法的課題を紹介し、ゲストと共にその解決方法を考えて行きます。

[時期] 2012年9月、11月、2013年1月(月2回ずつ)
[会場] 東京文化発信プロジェクトROOM302(東京都千代田区外神田6-11-14 [3331 Arts Chiyoda 3F])
http://www.tarl.jp/about.html#302
[受講料] 各テーマ(第1・2回/第3・4回/第5・6回セット) 3,000円
[定員] 30名程度
[対象] クリエイティブスペース運営者・WEBサービス提供者、アート系組織の運営者・事業者、各業種のクリエイター
[コーディネーター] Arts and Law
[総合ディレクター] 永井幸輔(弁護士/Arts and Law)

プロジェクトの遂行に必要な法的知識を次の3つのテーマに抽出し、体系的に理解するレクチャーを行います。また、実際にプロジェクトを運営するクリエイターを招いてゲストトークを行い、現場で発生している課題の紹介と、その解決のヒントを探るセッションを行います。

第1・2回「リアルスペース」をデザインする―不動産取引、コワーキングスペース、クラブスペース運営など
 ゲスト:寺井元一(株式会社まちづクリエイティブ)、大山エンリコイサム(美術家)

第3・4回「ウェブ空間」をデザインする―利用規約、個人情報の取扱い/電子取引など
 ゲスト:武田俊(KAI-YOU, LLC.代表)ほか追加予定

第5・6回「知的財産」をデザインする―著作権、商標権などの知的財産権、電子書籍など
 ゲスト:未定

[参加方法] Tokyo Art Research Labウェブフォームまたはメール、FAXにて以下の内容をご連絡ください。
参加希望回(2回1セット)、代表者お名前、人数、当日ご連絡先(携帯電話など)
http://tinyurl.com/8r4aurf

[お問合せ] Tokyo Art Research Lab 事務局(NPO 法人アーツイニシアティヴトウキョウ内)
tel:080-3171-9724 fax:03-6740-1926 e-mail:info@tarl.jp

[主催] 東京都、東京文化発信プロジェクト室(公益財団法人東京都歴史文化財団)、Arts and Law

第1・2回「リアルスペース」をデザインする 開催概要

講義内容(予定)
第1回2012年9月29日(土)13:00〜15:00 レクチャー・パート
第1 はじめに
 1 リアルスペースをめぐる法律とは
 2 リアルスペースを「確保」するために…「ハード」としてのリアルスペース
 3 リアルスペースを「運営」するために…「ソフト」としてのリアルスペース
第2 リアルスペースの確保に関わる法律
 1 リアルスペースの確保に関わる法律の概観
 2 売買?賃貸借?利用権?—リアルスペースを確保するために必要な契約の知識
 3 シェアハウス、コワーキングスペースなど、新たな形態の契約と法律上の問題点
 4 道路交通法、屋外広告物条例など、一時的・部分的な使用と法律上の問題点
第3 リアルスペースの運営に関わる法律
 1 建築関係法規、営業許認可関係法規の概観
 2 イベントスペースを運営する際に問題となる法律のうち、食品衛生法、風営法、興行場法、消防法
 3 住開き、カラオケルームでのイベントなど、新たな形態のイベントと法律上の問題点
 4 問題になった最近の事例

第2回2012年9月29日(土)15:15〜17:15 トークセッション・パート
ゲスト:寺井元一(株式会社まちづクリエイティブ)、大山エンリコイサム(美術家)

ゲストプロフィール
寺井元一:
株式会社まちづクリエイティブ代表取締役。NPO法人KOMPOSITION代表理事。
1977年、兵庫県生まれ。2001年、早稲田大学政経学部卒業。
2002年にNPO法人KOMPOSITIONを設立。渋谷を拠点に若いアーティストやアスリートのため、活動の場や機会を提供する活動を始める。横浜・桜木町の壁画プロジェクト「桜木町 ON THE WALL」や、渋谷・代々木公園でのストリートボール大会「ALLDAY」などのイベントを企画運営してきた。その経験から一時的でなく日常的に、より創造的な活動ができる社会を創るべく、まちづくり分野に移行。
2010年5月、株式会社まちづクリエイティブを設立し、クリエイター層の誘致により松戸駅前エリアの活性化を目指す「MAD Cityプロジェクト」開始。多目的スペース「MAD City Gallery」開設、「松戸アートラインプロジェクト2011」などの運営に携わる。
まちづクリエイティブ http://www.machizu-creative.com
MAD City http://madcity.jp
MAD City 不動産 http://madcity.jp/estate

大山エンリコイサム:
1983年、イタリア人の父と日本人の母のもと東京に生まれる。慶應義塾大学卒業後、東京芸術大学大学院修了。「Quick Turn Structure(急旋回構造)」という独特のモチーフを軸に、ペインティングやインスタレーション、壁画などの作品を制作・発表する。また現代美術とストリートアートを横断する視点から、論文執筆やシンポジウムへの参加も並行して行なう。2011年秋のパリ・コレクションではコム デ ギャルソンにアートワークを提供するなど積極的に活動の幅を広げている。
http://www.enricoletter.net

Arts and Lawとは
2004年に設立されたArts and Lawは、美術、工芸、映像、音楽、出版、建築、デザイン、ファッション、パフォーミングアーツ、メディア芸術、アートプロジェクトなど、あらゆる文化活動に携わる人々を対象とした専門アドバイスを提供する非営利組織です。文化活動に関する無料相談の受け付けを行い、また法律やマネジメントのための実践的・中立的な情報を文化活動を行う人々とシェアしています。
弁護士を中心に、コーディネーター、コンサルタント、研究者など文化活動の実務・研究に日々携わっているメンバーが運営を行っています。http://www.arts-law.org

Tokyo Art Research Labとは
アートプロジェクトにまつわる問題や可能性をすくいあげ分析する、リサーチ型の人材育成プログラムです。アートプロジェクトを持続可能にするシステムの構築を目指します。東京の様々な人・まち・活動をアートで結ぶことで、東京の多様な魅力を地域・市民の参画により創造・発信することを目指す東京文化発信プロジェクト事業「東京アートポイント計画」の一環として実施しています。http://www.tarl.jp

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