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8月

31

終了対話のスケッチ vol.3 鈴木康広×川田十夢『未来の見立て』

アーティスト鈴木康広さんが気になるゲストと対話するシリーズ『対話のスケッチ』。vol.3のゲストはAR三兄弟の長男こと、川田十夢さん!

  • 日程
    2012年08月31日

  • 時間
    20:00

  • 会場
    THE TERMINAL 1F 東京都渋谷区神宮前3-22-12(通常営業している3Fではなく、1Fでの開催です。お間違えのないようお気をつけ下さい)

鈴木康広さんのトークシリーズ「対話のスケッチ」
vol.3のゲストは、AR三兄弟の長男こと、川田十夢さんをお迎えします。

ARとはAugmented Realityの略で、日本語に訳すと「拡張現実」と言われます。
現実を媒介として情報を配置する、現実を舞台とする技術です。

カメラをかざすだけで肉眼では見えない情報にアクセスすることができる
非常に斬新なモノですが、
「カメラをかざすのが面倒くさい」「恥ずかしい」という
イメージを持っている方も多いのではと思います。

しかし、川田十夢さんはご著書『AR三兄弟の企画書』のなかで、
「ARとは、知覚とその媒介となるメディアに、余白を見出して拡張を遂げようとする概念、
および手法、つまり未来である」
と書かれています。

そう、ARとは技術に限ったことではなく、現実を拡張する存在すべてを称するものなのでした。
となると、イメージを現実に物質化する鈴木康広さんの活動も、
もしかしたらARと呼べるのかもしれません。

鈴木さんにとっての「まばたき」や「見立て」は、世界から余白を見いだす行為で、
そこから生まれた「まばたきの葉」や「ファスナーの船」といった作品は、
僕らの世界の見方を更新し、現実を拡張します。

そこで重要な意味を持つのが、鈴木さんのスケッチ。
とりわけ作品を作ったあとに描くスケッチは、
“自然や自分の外部にあるものに接近するための手法”、
“全身の感覚を広げる皮膚の延長”のような役割をはたしているように思います。

それは鈴木さんの“もう1つの世界を見たい”という思いが表れた、
鈴木さんにとっての「拡張現実=AR」なのではないでしょうか。

手法は違えど現実を拡張しているお2人の対話に、どうぞご期待ください。

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□日時:2012年8月31日(金)Open:19:30/Start:20:00/Close:21:45

□料金:一般1500円/学生1200円(受付で学生証をご提示ください)

□持ち物:筆記用具

□場所:THE TERMINAL 1F 東京都渋谷区神宮前3-22-12(通常営業している3Fではなく、1Fでの開催です。お間違えのないようお気をつけ下さい)
[地図を表示]

□対話のスケッチwebsite:http://sketch-of-dialogue.posterous.com/


□お申し込み:

sketch.of.dialogue@gmail.com

件名を「対話のスケッチvol.3」として、

お名前・ご連絡先・ご予約人数・ご職業を明記の上、

メールをお送りください。

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PROFILE

川田十夢

1976年生まれ、熊本県出身。AR三兄弟長男。大学卒業後、メーカ系列会社に就職し、自社Web広告のトータルデザイン、全世界で機能する部品発注システム、ミシンとネットをつなぐ特許技術発案、AdobeRecordsインタラクティブアート部門最優秀賞+ミュージッククリップ部門 優秀賞をダブル受賞する。2010年5月、未来開発プロダクションALTERNATIVEDESIGN++として独立、自ら考案したAR三兄弟の長男として、マスメディアや物語の拡張など、奥行きのある活躍を続けている。著書に『AR三兄弟の企画書』(日経BP社)。

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